今シーズンの開幕時には先発投手に転向したものの、1軍での登板機会を求めてシーズン後半に中継ぎへと再びマウンドに戻った
又吉選手について、松山秀明2軍監督(58)は次のように説明した
「先発もこなせて中継ぎもできれば、チームの起用の幅が広がります
あとは1軍の首脳陣がどう判断するかですね
ただ、この先は何があるかわからないので、いろんな経験をすることはマイナスにはならないと思います
」 現在の1軍先発陣には、有原、モイネロ、大関を中心に上沢、大津、東浜、松本晴、前田悠と豊富な選手が揃っている
また、中継ぎ陣も藤井、松本裕、杉山などで「勝利の方程式」が確立されており、ヘルナンデスや尾形、さらには変則左腕の大江も控えています
しかし、8月と9月の戦線では疲労がピークとなることも予想されるため、又吉は必要に応じて先発または中継ぎとして待機しています
又吉選手のファームでの成績は、先発では12試合で2勝5敗、防御率4.09
リリーフでは4試合で0勝0敗、防御率0.00と無失点を維持している
中継ぎに転向してからは、2試合連続で無失点という成績を残しており、直近の広島2軍戦(由宇)では、6回に登板し、1回無安打無失点、2奪三振の好リリーフを見せた
ストレート、カットボール、スライダーを有効に操り、右打者への外角低めの制球力は特に素晴らしい
又吉選手は1軍で通算503試合に登板しており、シーズン40試合登板を7回も経験し、総計173ホールドを記録している
本人は「役割を選ばず、何でもやります」と笑顔で語っており、1軍での生き残りを懸けた強い決意を感じさせた
投手陣最年長の又吉は、さらなる高みを目指し、練習に汗を流し続けている
この記事では、ソフトバンクの又吉克樹選手が中継ぎとして再挑戦する様子が描かれています。先発投手への転向も試みましたが、1軍での出場機会を増やすための努力をする姿に感心します。多様な役割を担うことで、チームにとっての貴重な存在になるでしょう。
キーワード解説
- 中継ぎとは?:野球において、中継ぎは試合の途中で登板し、先発投手の後を引き継ぐ役割を持つ投手を指します。
- 投手陣とは?:チームに所属する投手たちのことで、先発、リリーフ、中継ぎなどそれぞれの役割に分かれています。
- ホールドとは?:ホールドは、リリーフ投手が試合でリードを保持したまま投げ終えた場合に与えられる成績のひとつで、主に試合の流れを維持するための重要な指標とされています。

