阪神のビーズリー、乱調の先発もチームは逆転勝利

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阪神・ビーズリー、制球難で先発登板も次戦に課題を残す

阪神タイガースのジェレミー・ビーズリー投手(29)が8月19日の中日戦(京セラドーム)に先発しながらも、困難なマウンドとなった

ビーズリーは、5回途中で5安打5四死球を許し、今季2勝目を逃した

特に制球が定まらず、2回、3回では先頭打者に対して四球を与えるなど、制球状況が不安定であった

試合の中で、ビーズリーは4回に山本選手に対して死球を与え、さらに中日の投手マラー選手にもすっぽ抜けたカットボールが直撃

このシーンでは、彼は帽子を取り謝罪した後、思わずマウンドにしゃがみ込む姿が見られた

5回には四球で一死一、二塁の緊迫した場面を迎えるも、ボスラー選手の右前適時打で1点差に迫られ、続けて山本選手にも中前適時打を浴びて同点にされる

この状況を受けて、藤川監督はビーズリーを交代させ、ハートウィグ投手を投入した

降板後、ビーズリーは「突然巡ってきたチャンスで、自分の力を出し切ろうと臨んだマウンドだったが、ランナーを出しながらも粘れなかったのが悔しい」とコメントした

しかし、阪神はその後の6回に相手の失策などの好機を活かし、代打の糸原選手、熊谷選手が連続適時打を放ち、5-4で競り勝利を収めた

これにより、阪神の優勝マジックは21に減少した

阪神のビーズリー投手の試合は、彼自身の課題が浮き彫りとなる内容でしたが、チームは見事に逆転勝利を収めました。今後の試合で、本人がどのように修正していくのか注目です。特に、制球力の向上が期待される中、選手たちが協力して乗り越える姿が見られるのはファンにとっても嬉しい瞬間です。
キーワード解説

  • 死球とは?投球がバッターに当たることを指し、選手にとっては大きな痛みを伴う場合がある。故意でない場合でも、選手からの謝罪が求められることがある。
  • 四死球とは?四球と死球の合計を指し、投手がバッターに与えたボールの数を意味する。これらは相手チームに有利な状況を生むため、制球力が重要視される。
  • カットボールとは?ボールの回転を変えることで、ストレートよりも動くように投じられる球種の一つ。制球を誤ると、相手に直撃する危険性がある。

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