阪神・近本光司がFA権取得、シーズンの活躍を振り返る

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阪神・近本光司が国内FA権を取得、今季の活躍を振り返る

阪神タイガースの外野手、近本光司選手(30)が19日に国内フリーエージェント(FA)権を取得しました

FA権とは、特定の条件を満たした選手が、他球団と契約することができる権利のことです

これは選手にとって、より良い契約を求める重要なチャンスとなります

近本選手は、中日戦(京セラドーム)前に報道陣の取材に応じ、「ここまでケガなくこれて、毎年試合に出ることができたので、ここまで関わったいろんな人に感謝したい」と感謝の意を示しました

今季、近本選手は全試合で1番打者として出場し、打率はリーグ2位の2割9分、トップの26盗塁を記録しています

また、彼は15日の巨人戦(東京ドーム)で、故・長嶋茂雄さん(巨人・終身名誉監督)に次ぐNPB史上2人目の新人から7年連続で130安打を達成しました

これにより、彼は阪神の攻撃の中心であるリードオフマンとしての地位を確立しています

近本選手は、「調子が悪い時も打てない時もありますが、球団として使っていただいてとても良い経験ができましたし、いろんな面で成長できたと思います」とコメントし、自身の成長とチームへの感謝を語りました

関学大から社会人・大阪ガスを経て、2018年ドラフト1位で阪神に入団した近本選手は、21年には最多安打、4度の最多盗塁タイトルを獲得しています

また、21年から24年には4年連続でゴールデングラブ賞(GG賞)およびベストナインを受賞するなど、その実績は多岐にわたります

昨オフには複数年契約のオファーを辞退し、単年の推定年俸3億7000万円で契約更改

しかし、今後の権利行使については「シーズン中なので使うか使わないか考えることはない」と述べ、熟考する姿勢を見せています

近本光司選手がFA権を取得したことは、阪神タイガースにとって重要なニュースです。特に彼の今季の成績は素晴らしく、チームの勝利への貢献が大きかったため、彼の移籍の可能性について、日本中が注目しています。これからの動きには要注目です。
キーワード解説

  • FA権とは?選手が他球団と自由に契約できる権利で、特定の条件をクリアした際に与えられます。
  • リードオフマンとは?試合の先頭バッターとして出場し、打線の流れを作る重要な役割を担う選手です。
  • 最多安打とは?シーズン中に最も多くの安打を記録した選手に与えられるタイトルです。
  • 盗塁とは?走者が投球されたボールが捕手によって捕らえられる前に、次の塁を狙って走る行為を指します。
  • ゴールデングラブ賞(GG賞)とは?守備が特に優れた選手に贈られる賞で、ポジションごとに選ばれます。

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