戸郷投手は今シーズン、エースとして若干の不安定さがありましたが、大量リードを手にした状態で登板しました
試合の8回、2アウトを取った後、ヤクルトの4番バッターである村上宗隆選手が打席に立ちました
この時点で戸郷投手はすでに110球を超えており、疲れも見られる中で、彼は真っ向勝負を選択しました
これは通常、ピッチャーが自信を持って投げるボール、即ち直球(まっすぐ)を多く使用する戦略です
村上選手はフルカウントに持ち込むまで粘り強く戦いましたが、戸郷投手も負けじと150キロを超える直球を連続で投げ込みました
そして、最終的にはインコース、膝元へ投げ込んだまっすぐで空振りを奪い、ガッツポーズを見せたのです
試合後、杉内俊哉チーフコーチは「ムキになって投げてましたね」と笑いながらコメントし、点差が許す状況だったからこそ可能だったとの分析を語りました
また、戸郷投手も「村上さんとの対決を楽しむことができた」と語り、メジャーリーグでも活躍が期待される選手に立ち向かったことの意義を強調しました
戸郷投手と村上選手の対決は、プロ野球ファンにとって非常に魅力的なシーンであり、ピッチャーとバッターの真剣勝負は注目され続けるでしょう。特に、戸郷選手が直球で勝負に出た姿勢は、エースとしての意地を感じさせます。試合展開が許す限り、こうした名勝負が増えることを期待したいです。
キーワード解説
- 直球(まっすぐ)とは?
- フルカウントとは?

