試合は5点のリードを持つ広島のピッチャー、高に対して、宮崎選手は執拗な粘りを見せた
ここでの「フルカウント」とは、投球数が3ストライク、2ボールという状態を指し、次の投球は安打が出れば出塁が確定する重要な場面である
宮崎は、その後の10球にわたって球審と対峙
左翼スタンドポール際への大飛球を放つも外れ、自らの顔は一瞬の不安に包まれた
しかし、20球目には見事なタイミングで真ん中の直球を捉え、左翼スタンドに運び5号2ランホームランを達成した
このホームランは、試合の流れを変える一発となる可能性を秘めていた
試合前の時点で8月の打率は.340と好調を保つベテランだが、19日の試合では右脇腹をつって交代を余儀なくされた経験があった
20日は試合に出場せず、控えとしての位置にあったが、この日は「4番・三塁」でスタメン出場を果たした
試合後、宮崎選手は、「後ろにつなぐことだけを考えて、とにかく食らいついていきました
この後もチームが逆転するためにできることをしていきます!」と語り、チームへの献身を示した
今回の試合での宮崎選手のパフォーマンスは、彼の経験と技術が光る素晴らしいものでした。特にフルカウントという緊迫した状況で粘り抜いたことで得たホームランは、チームに勇気を与えるものであったと思います。ベテラン選手の存在感が際立った試合だったと言えるでしょう。
キーワード解説
- フルカウントとは?:ピッチャーが3ストライク、2ボールという状態になった時のことで、次の球がヒットか四球になると出塁が確定します。
- 直球とは?:ピッチャーが最も基本的な投球方法である真っ直ぐな球のことを指します。

