6日、滋賀県内で行われたトレーニングでは、昨シーズンに抑えに転向し、32セーブを達成してセーブ王に輝いた実績を受けての意気込みを語りました
自主トレの様子と目標設定
則本投手は、オリックスの平野佳寿投手が2014年に達成した40セーブという目標を掲げ、「すごく平野さんも尊敬している方そんな方に並びたいという気持ちがある」と述べました
同じく過去に39セーブで止まっている松井裕樹投手の記録に触れ、「40は1つの目標」と気合を見せました
怪我からの回復
昨年10月に受けた右足首の手術から順調に回復しているとのことで、この日のブルペンでは力強い直球を投げ込む姿が見られました「もう全然問題ない」と自身の状態を明かし、手術の影響は感じさせないパフォーマンスを見せています
今後のトレーニング計画
昨シーズンは抑え役に慣れるため、開幕前の実戦登板を多くこなしましたが、今年は監督やコーチとの相談のもと、ペースを落とすことが予想されます三木監督は引き続き則本に守護神を託す意向を示していますが、「確約じゃないと思っている」と競争意欲を維持する必要性も伝えました
開幕に向けて奮闘する姿勢
則本は、「監督の状況や状態を見極めて決めてください」としながらも、「ただ、負けるつもりはないです」と強い決意を語りました2月、3月に向けてしっかりとしたトレーニングを重ね、開幕の9回を任される準備を進めていきたいとの意欲を見せています
則本選手の目標である40セーブは、高いハードルではありますが、彼自身が持つ実力や経験を考慮すれば、達成可能な目標です。競争がある中で適切な調整が必要ですが、怪我からの復帰も順調であり、今後の活躍が期待されます。
ネットの反応
楽天の則本昂大選手が日本人選手として史上2人目の40セーブを目指すとのニュースに対して、コメント欄では様々な反応が見られました
多くの人が則本選手の実力を信じている一方で、セーブ数を達成するためにはチームの勝利が不可欠であるとの意見が多く寄せられています
具体的には、「チームが勝たないと達成できないのでは?」とのコメントがあり、つまり、勝ち試合の中でこそセーブチャンスが生まれるため、チーム全体のパフォーマンスが重要であると強調されていました
また、「野球の違いや環境の違いが面白い」との声もあり、セ・リーグとパ・リーグの協力や戦略の違いが議論されています
セ・リーグのクローザーが多くの40セーブを達成している一方で、パ・リーグでは今季が初めてとのことも言及されており、その差について考える人もいます
さらに、「防御率が悪いのにセーブに注目するのは問題」との意見もあり、日本の野球のレベルについて懸念する声もありました
こうした意見から、則本選手のセーブ数が単独で評価されるのではなく、チーム全体の実力や状況、歴史的な背景が大きな影響を与えることがわかります
最終的には、ファンからはセーブ数よりも防御率や被安打率を改善してほしいとの期待も寄せられており、則本選手自身のパフォーマンスとチームの支援が共に求められています
ネットコメントを一部抜粋
則本なら40セーブ以上いけると思うがそれには投手力と得点力が必要不可欠。
則本投手が40Sするにはチームが勝たないと達成出来ないのでは?何とかチームが勝って達成して欲しいです
岩瀬、佐々木、藤川、高津…名だたるクローザーが球界に存在していましたが、意外と40セーブの壁は超えていなかったのですね。
シーズン終盤の急失速が手術した右足首のせいならかえって安心する。
ファンからしたら、セーブ数より防御率、被安打率を改善して欲しいトコだろうななんて。
キーワード解説
- 守護神とは?:野球において試合の最終局面に登場し、相手チームの得点を防ぐ役割を持つ選手のことを指します。
- ブルペンとは?:試合中に先発投手の交代や、リリーフ投手がウォームアップを行うエリアのことです。