この日、特に注目を集めたのはドラフト5位の佐野大陽内野手(22歳、元日本海リーグの富山)で、彼は母校である中部大学のマスコットキャラクター「ちゅとら」のぬいぐるみを選びました
「タイガースということでトラで、僕の母校のマスコットキャラクターもトラがモチーフです
大学の監督からも応援されて、このぬいぐるみを持参しました」と佐野は微笑みながら語り、阪神タイガースを代表する選手になるという決意を示しました
また、育成ドラフト2位の嶋村麟士朗捕手(21歳、元四国アイランドリーグ・高知)は、寮生唯一の和室が与えられたことを喜び、「部屋割りに『嶋村(和室)』と書いてあって、特別感があります
快適に過ごせそうです」と語りました
育成ドラフト1位の工藤泰成投手(23歳、元四国アイランドリーグ・徳島)は、ウエートトレーニング用のパワーベルトを持参し、「しっかりとトレーニングを続けるために必要です」と話しました
さらに、自身の広背筋に自信を持ち、背中を見せてポーズを決めました
ドラフト3位の木下里都投手(23歳、KMGホールディングス)は、同社のチームメートのサイン入りボトルを「お守り」として持参し、「即戦力として開幕1軍を目指します」と力を込めました
他にも、ドラフト4位の町田隼乙捕手(21歳、BCリーグ・埼玉)は、応援フラッグ、育成3位の早川太貴投手(25歳)は帽子、育成4位の川崎俊哲内野手(23歳)は実家が製造・販売する輪島塗の箸を持ち込みました
新入団選手たちは、これから新たなプロ生活をスタートさせるにあたり、合同自主トレーニングも始まる予定です
過去の阪神新人選手の入寮持参品一覧
選手名 | 持参品 | シーズン |
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藤川球児 | 32インチの大型テレビ | 1999年 |
鳥谷敬 | 衣服や日用品(段ボール5箱) | 2004年 |
藤浪晋太郎 | デスクトップ型のパソコン | 2013年 |
大山悠輔 | 赤をあしらった用具 | 2017年 |
佐藤輝明 | 特注マットレス(約50万円) | 2021年 |
森下翔太 | 新品グラブ (タイガースカラー) | 2023年 |
キーワード解説
- 虎風荘とは?:虎風荘は阪神タイガースの選手たちが住む寮で、特に新人選手がプロ生活をスタートさせる場所として知られています。