試合のハイライトとなったのは、8回に登板した斎藤友貴哉投手(30)のパフォーマンスだ
彼は自己最速に並ぶ160キロの直球を記録し、強力なソフトバンクのクリーンアップ、近藤、山川、中村晃を三者凡退に抑える壮絶な投球を見せた
この登板により、斎藤は自身の連続無失点試合を15試合に延ばし、相手打線の流れを見事に断ち切った
試合後、興奮冷めやらぬ斎藤は「勝ちましたー!」と叫び、エスコンフィールドでは初めてのお立ち台に立ち、選手としての感情を爆発させた
特に8回のマウンドでは、リードを奪った直後の重要な場面で相手バッターを抑えたことが勝利に繋がったと振り返った
斎藤の投球は非常に印象的で、8回の先頭バッターを遊ゴロに仕留めた際の直球は、自己最速に並ぶ160キロに達していた
続けて、山川、中村晃をそれぞれ遊ゴロと右飛に抑えるなど、強力打線も萎縮する程の勢いを見せた
彼は「強力打線に向かっていけた」と自信を示したものの、球速には「全然満足してないです」とさらなる向上心をにじませている
新庄監督も、この試合における斎藤の活躍を評価
試合前に「2-1で8回ぐらいイメージしといて」と指示していたとのこと
実際に1点差の接戦を勝ち抜いた斎藤の姿を見て、指揮官はその予見力に驚いていた
幼少期から球速のあるピッチャーに憧れていた斎藤は、「大谷選手もそうですが、子どもたちに夢を与える選手になりたい」と語り、これからも自身の成長を続けていく意気込みを見せた
過去には無死満塁のピンチを切り抜けた経験もあり、新庄監督から名づけられた通り「さいこうゆきや」として、これからも圧倒的な球威で無失点を更新し続けることでしょう
今回の試合での斎藤の圧倒的なパフォーマンスは、日本ハムにとって非常に重要な勝利となりました。特にソフトバンクとの直接対決での勝利は、優勝争いに向けた大きな自信となったでしょう。また、斎藤選手が投げる力強い直球は観客を魅了し、多くのファンに希望を与えました。
キーワード解説
- エスコンフィールドとは?: エスコンフィールドは日本ハムがホームスタジアムとして使用している球場で、最新の設備が整っている。
- クリーンアップとは?: クリーンアップは野球用語で、打順の中で最も打撃力のある選手たちが揃う位置を指し、通常は3番から5番の打者。
- 無失点とは?: 無失点は投手が試合中に相手チームに得点を与えないことを意味し、特に重要な成績の一つ。
- 自作自演とは?: 自作自演は、自分の行動や発言によって自らの劇や状況を作り出すことを指し、ここでは斎藤が自身のピンチを巧みに切り抜けたことを表現している。

