読売ジャイアンツの関連記事

昭和の名投手・江本孟紀氏が語るプロ野球の思い出と甲子園の因縁

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
昭和後期のプロ野球界における偉大な選手たちの功績や伝説を掘り起こす特別番組『プロ野球レジェン堂』では、アナウンサー界のレジェンドである德光和夫氏が、江本孟紀氏をゲストに迎え、彼の記憶に残る名勝負や裏話を語る場が設けられた

江本氏は、長身から放たれるカーブやフォークボールを武器に、東映(現・日本ハム)、南海(現・ソフトバンク)、阪神といったチームで通算113勝を挙げた

引退後は、著書『プロ野球を10倍楽しく見る方法』が200万部を超えるベストセラーとなり、タレントや政治家としても幅広く活動する“エモやん”と称されている

因縁の甲子園が本拠地に

江本氏の阪神移籍には特別な意味がある

高校時代に甲子園球場での試合出場を辞退した経験があり、その因縁の場所が本拠地になることに感慨深さを感じていた

江本氏は、「阪神の入団発表の日、甲子園球場にカメラマンが大勢集まり、マウンドでポーズを取ったときに思った

"これは何の因果か

俺の本拠地になるのか"という気持ちがあった」と述懐する

彼は観客席を見つめ、「あそこで悔し涙を流したな」としみじみと振り返った

初めての巨人戦…ベンチの長嶋監督に釘付け

また、江本氏が初めて巨人との対戦を果たした後楽園球場の思い出も語られた

「その時に『来たな、ここまで』と思いました」と語る江本氏

憧れの長嶋茂雄監督がベンチにいるのを見たとき、その姿を見つめながら投球する自分自身に驚きを感じていたという

「マウンドからキャッチャーの田淵選手を見ながら、一方で長嶋さんの方を見ていた」と懐かしさを交えて思い出を語る江本氏に、徳光氏も笑顔で頷いた

江本孟紀氏が語るプロ野球の思い出は、彼のキャリアや感情が詰まった貴重な宝物だ。特に甲子園との因縁や長嶋茂雄監督への憧れは、多くのファンにとっても共感できる部分があり、昭和の野球の魅力を再認識させるエピソードとなった。
キーワード解説

  • 甲子園とは?プロ野球の試合が行われる日本有数の野球場で、特に高校野球の聖地として知られています。多くの伝説的な試合が行われ、その歴史は深く、多くの選手やファンにとって特別な場所です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。