日本ハムのドラフト1位ルーキー・柴田獅子投手(19)が3点リードの6回からプロ初の救援登板
2イニング⅔を1失点に抑え、プロ初ホールドを記録した
これにより、チームの勝利に大きく貢献した
柴田投手は自身の直球で、自己最速タイの154キロを記録
試合を見守った新庄監督は、「心臓が6センチくらい飛び出てた」とその緊張感を明かしながら、「やっぱ球(の質)が違うんですよ
カウントの取り方もうまい」と称賛した
新庄監督が将来を見据え、柴田選手を大一番に起用した意味についても触れ、「ソフトバンク相手に1年目で投げることに意味がある」と語った
柴田は6回と7回で3者凡退を達成し、特に7回には全て変化球でアウトを取るという頭脳的な投球を見せた
しかし、8回は中軸に3連打を許し失点
この経験を振り返り、「全てをはじき返された
この球が通用しないのか」と一流打者の力を痛感した様子だった
それでも新庄監督は柴田をハイタッチで迎え、「あそこで連打を食らったことは間違いなくプラスになる」と励ました
緊張の中でも柴田は「楽しいです」と話し、チームはソフトバンク戦では6カードぶりに勝ち越し、首位と1・5ゲーム差に迫った
新庄監督は「2つ取ったら3ついきたいね」と、次の試合でエース対決に臨む伊藤投手に期待をかけている
今回の試合で柴田選手が示したパフォーマンスは、今後の日本ハムにとって非常に明るい兆しと言えるでしょう。新庄監督が期待を寄せる理由も納得です。若い投手がこうした大一番での経験を積むことで、チーム全体の士気を高めることに繋がります。
キーワード解説
- ルーキーとは?:プロスポーツにおいて新たにチームに加入した選手のことを指します。
- ホールドとは?:救援投手が試合の勝利に貢献したことを示す指標で、先発投手が投げたイニングを維持した状態で登板することが必要です。
- スピードガンとは?:ボールの速度を測定するための装置で、選手の投球能力を評価する際に重要なデータを提供します。

