鈴木清明球団本部長（71歳）は、7年ぶりのリーグ優勝を目指して、外国人選手を中心とした強化を進める意向を示した
昨シーズン、広島は9月まで首位を維持していたものの、その月の途中から連続して20敗を喫し、最終的には4位に沈む結果となった
特に、チーム全体の打率が.238、本塁打数が52本、得点が415という数字はいずれもリーグ最下位にとどまり、慢性的な貧打が最大の課題となっている
また、昨季のチームの打撃力低下には、新外国人選手として加入したシャイナー選手とレイノルズ選手の怪我も影響していた
開幕早々に両選手が離脱したことで、攻撃陣の機能が著しく低下したことが問題視されている
このオフシーズン、広島は新たにモンテロ選手とファビアン選手という右打者2人を獲得した
鈴木本部長は、「一人でもハマるだけでずいぶん景色が変わる」として、外国人選手の必要性を強調し、「彼らが4番打者として機能すれば、（勝負どころでの）強さの部分において脅威になる」と期待を寄せた
モンテロ選手は26歳で、メジャー通算21本塁打の実績を持つ右の大砲で、一塁と三塁が主な守備位置である
一方、ファビアン選手も同じく26歳で、マイナーリーグで通算104本の本塁打を放つ中距離打者である
新井監督は、ファビアン選手について「タイミングの取り方がうまく、柔らかさがある」と高い評価をしている
注目すべき点は、両選手が「カープアカデミー」を設立しているドミニカ共和国出身であるということだ
チーム内にはドミニカ人の通訳やスタッフが揃っており、彼らが早期にチームに馴染むための環境が整っている
もし力を発揮できれば、広島カープの悲願であるリーグ優勝が近づく可能性が高まるだろう
今回、広島カープが外国人選手への期待を寄せていることには、厳しい競争の中でチーム力を向上させる狙いがあると感じます。新たな選手が活躍することで、期待される変化がチームにどのように影響を与えるのか、非常に楽しみです。
ネットの反応
広島カープの補強に関するコメントは多様で、特にファビアンとモンテロという外国人選手の獲得に対する期待と不安が目立ちます
コメントの中には、過去の経験から外国人選手に頼るのは問題があるとの指摘もあり、若手選手の成長が急務であるという意見が強調されています
特に、球団が過去数年間でホームラン打者を育成できていないことが懸念されており、次の優勝に向けた具体的な戦略が求められています
また、鈴木誠也のメジャー移籍が予想されていたことから、和製4番打者を育成する必要性が指摘されており、ドラフトでスラッガーを指名するべきだという意見も寄せられています
さらに、コーチ陣の刷新も欠かせないという見解があり、より高い指導力を持つコーチの導入が求められています
このように、カープの現状に対する厳しい意見も目立つ一方で、外国人選手への期待もあり、補強の効果に関わる意見が交錯しています
全体として、今季の結果次第で未来が大きく変わる可能性が高いとの見解がコメントに表れています
ネットコメントを一部抜粋
ノムケンの懇願が無ければ捨てようとしていたエルドレッド以来外国人を外し続けてる。
モンテロは怪しいけどファビアンは活躍すると思う。
悲願は日本一だけど、、、どんなに外人が上手くいっても今の戦力では無理。
結局得点力の向上は、若手の成長と二人の外国人に賭けることになった。
かつての新井貴浩の様に打撃も守備も我慢強く使って4番打者が育ってくれれば良い。
キーワード解説
- カープアカデミーとは？ 広島東洋カープが新たな選手育成に取り組むために設立したプログラムのことで、ドミニカ共和国で有望な若手選手を育成する施設です。
