今季の借金は11に達し、これはワーストタイの成績となった
試合の流れは序盤から中日ペースで進んだ
先発の森下が初回に1死一、三塁の場面で細川の打席において、一走・上林がスタート
ここで捕手・坂倉の二塁への送球が中堅手の手前に落ちる悪送球となり、早々に先制点を許す展開となった
続く細川に二塁への適時内野安打を許し、森下は7回を投げ7安打3失点（自責1）で14敗目を喫した
シーズン14敗は2012年のバリントン以来13年ぶり
しかも、日本人投手としては2009年の前田健太以来の不名誉な記録
不運なことに、広島は中日戦では昨季から8戦8敗という厳しい状況が続いている
特に本日の対戦相手・高橋宏に対しては過去4戦で全敗となっている
試合後の新井貴浩監督（48）は、「先発・森下は粘ってゲームを作ったと思います」と評価する一方で、序盤の失点については「守備のミスでリズムに乗りきれなかった」と反省の色を見せた
坂倉の悪送球も失点につながり、「本人も苦しいと思うけど、思い切ってやってくれたらいいと思います」と選手をフォローした
また、打線については今季の対戦防御率0.75に抑えられていた高橋宏から2得点を奪ったことを評価
「奨成も難しい球だったけど、いい適時打だったし、小園も得点圏でいいアプローチの仕方だった
前回、前々回よりいい攻撃ができたと思います」とのコメントもあった
今回の広島の試合は、序盤のミスが試合全体に影響を与えたことが明らかです。特に坂倉選手の悪送球は、早い段階で失点を許し、チームの士気にも影響を及ぼしたと思います。新井監督も守備の反省点を指摘しており、今後の試合に向けて修正が求められます。
キーワード解説
- 悪送球とは？ プレーヤーがボールを過失で誤った方向に投げることを指し、これが原因で相手チームに得点機会を与えることがある。
- 適時内野安打とは？ 内野手の守備範囲内でのヒットで、ランナーが得点するために役立つ打撃を言う。
- 防御率とは？ 投手が与えた失点を表す指標で、試合で投げたイニング数に対し、どれだけの得点を許したかを示す。
