試合は点差が僅差で進行し、川瀬選手は1点リードの4回からマウンドに上がり、見事なピッチングを披露
3回を投げて1安打無失点という内容で、チームを勝利に導きました
川瀬選手は「うれしいです!育成からなんで、長かったですね」と初白星の喜びを表現しました
育成選手とは、プロ野球チーム内で契約を結ぶことができる選手として選ばれ、育成を経て一軍に昇格する選手のことです
初勝利を手にしたウイニングボールは「もちろん、両親に
いろいろ迷惑をかけているんで」と、屈託のない笑顔で語りました
川瀬選手は5人兄弟の末っ子で、四番目の兄・晃選手はソフトバンクの内野手としても活躍中
今年のオフにはともに自主トレを行うなど、切磋琢磨(せっさたくま)し合う関係です
「僕が学生の時からずっと活躍して、プロに入ってからも
いい存在だと今でも背中を追い続けています」と川瀬選手は兄への思いを語りつつ、「もう敵ですし、負けないように頑張りたい」と今後の決意も語りました
「どこでも任されたところは全力で抑えるだけ
どの点差でも、どのイニングでもいける準備は常にしている」と背番号94は気を引き締めていました
今後の活躍が楽しみです
川瀬選手のプロ初勝利は、育成選手から這い上がる努力の象徴でもあります。兄との切磋琢磨の中で彼がどのように成長してきたのか、そして今後のさらなる活躍が期待できる内容には、多くのファンも心躍らせることでしょう。
キーワード解説
- 育成選手とは?プロ野球チームで契約を結ぶことができ、チーム内で育成プログラムを受けながら一軍に昇格することを目指す選手のことを指します。
- ウイニングボールとは?試合に勝利した際に投手が投げた最後のボールのことを指し、勝利の証として選手やチームが大切に扱います。

