広島カープの名物『カープうどん』が68周年を迎える

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広島カープの名物『カープうどん』が68周年を迎える

プロ野球観戦において欠かせない要素の一つとして、年々進化を続ける『スタジアムグルメ』があります

各球場で独自のメニューが生まれ、観戦時の楽しみを倍増させています

特に、広島東洋カープのファンから圧倒的な支持を受けているのが『カープうどん』です

この名物商品の歴史、価格、容器の変遷について詳しく解説していきます

『カープうどん』の歴史とその人気

『カープうどん』は、旧広島市民球場の設立初年度である1957年から販売が始まり、今年で68周年を迎える非常に長い歴史を持つ商品です

このうどんは、あっさりした味わいが特徴で、大人から子どもまで楽しめる味付けがされています

特に、ダシはカツオをベースにしていると思われますが、その詳細は「企業秘密」とされています

実際には、カープが初優勝した昭和53年に味の調整が行われたことにも触れたいところです

現在のメニューと価格

今の『カープうどん』は、主要に『全部のせ』、『天ぷら』、『肉』の3種類が提供されています

かつて初代の具材には天ぷらのみが使われていましたが、昭和50年代からは肉うどんやきつねうどんも登場しました

現在の料金は、天ぷらが750円、肉が800円、全部のせが900円と、体感的には高価になっています

過去の初値、30円と比較すると大きな変化と言えるでしょう

容器の進化
『カープうどん』の具材はほぼそのままですが、容器は時代に合わせて常に改良されています

初納品の唐津焼の器は耐久性に優れていたものの、観客が試合後にそれを投げ込む危険待りで発泡スチロールに変更され、その後は現在の使い捨て容器にリニューアルされました

この現代的な容器は軽量で便利ですが、熱々のうどんを持ち帰るには少々注意が必要です

今回もマツダ スタジアムでは多くのファンが名物『カープうどん』を求め、長蛇の列ができています

これにより、広島のスタジアムグルメとしての地位を確固たるものにしています

プロ野球観戦時における『スタジアムグルメ』は、ただの食事以上の楽しみを提供しています。その中でも『カープうどん』は68年もの長い歴史を持つ名物として、広島カープファンからの熱烈な支持を受けています。その人気の背景には、あっさりした味わいや親しみやすい価格設定、さらには進化を続ける容器に秘められた時代の流れがあります。
キーワード解説

  • スタジアムグルメとは?スタジアムグルメは、野球観戦やスポーツイベントの際に提供される特別な食べ物や飲み物のことです。各球場独自の特色を持ち、ファンの楽しみの一部となっています。
  • ダシとは?ダシは、日本料理においての味付けの基本となるスープのことです。カツオや昆布などから抽出され、料理に旨味を加えます。

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