2027年からセ・リーグに導入される指名打者制度、投手の打撃力が見逃せない

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2027年シーズンから、ナショナル・ベースボール・プロフェッショナル(NPB)でセントラル・リーグに指名打者(DH)制の導入が決定した

この制度は、打撃専門の選手が打席に立つため、野手の出場機会を増やすことが期待されるが、一方で投手が打席に入るセ・リーグならではの他にはない魅力が失われることを懸念する声も聞かれる

指名打者制とは?

指名打者(DH)制度は、試合中に特定の選手が打撃を行い、他の選手が守備を行うことを許可するルールで、これにより選手のけがのリスクを減らし、試合の楽しみを多様化する効果がある

投手の打撃の魅力

特に注目されるのが、セ・リーグで高い打撃成績を誇る投手たち

ここでは、特に注目すべき選手を紹介したい

床田寛樹(広島東洋カープ)

床田寛樹は左投左打の投手で、181cm、97kgの体格を持つ

今年は2年ぶりに猛打賞を記録し、投手としてだけでなくバッターとしても目立つ成績を収めている

彼は中部学院大学から2016年ドラフト3位で広島東洋カープに入団し、当初から期待の若手選手だったが、怪我などで苦労もしている

今シーズンの彼は24試合に登板し、156回を投げており、11勝7敗、防御率2.19の好成績を残している

また、打撃でも安定しており、打率.275(40打数11安打)を記録するなど、チームに重要な貢献をしている

指名打者制導入後も、彼の打席を観られないのはファンにとって残念なところだ

2027年からの指名打者制度の導入により、セ・リーグの戦術が大きく変わることが予想されます。打順の組み方や投手の役割が変わるため、今後の選手たちの成績や試合の見どころも変わっていくでしょう。特に、投手の打席でのパフォーマンスが減少することで、ファンにとっては一つの楽しみが失われることになりますが、今後は打撃専門の選手が増えることで新たな楽しみが生まれる可能性も秘めています。
キーワード解説

  • 指名打者とは?打撃専門の選手が試合中に打席に立てる制度で、選手の負担を軽減し、試合の多様性を高める役割があります。
  • トミー・ジョン手術とは?投手の肘の靭帯を修復する手術で、成功すれば選手は再び活躍できる可能性が高まります。

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