小笠原はこの試合で47球を投げ、2奪三振、2四球を記録
試合は終盤にナショナルズが追い上げを見せたものの、最終的には2-3で敗北した
崩壊を防いだ投球
小笠原が登板したのは、チームが0-2と劣勢に立たされた3回ここで彼は満塁のピンチを迎えるが、8球粘った末に押し出し四球で1点を失うも、さらなる失点を防いだ
続く4回では、強力な打者シュワバーとハーパーのコンビを外角のスライダーで抑え、三者凡退に導いた
評価されるパフォーマンス
地元中継局MASNの解説者ケビン・フランゼン氏は、「小笠原はファンタスティックだったコントロールされた球がビシバシ決まり、質の高い投球を披露した」と称賛
彼のパフォーマンスを受けて、今後の先発登板の機会も期待されると語っている
小笠原の経歴
小笠原は1月に中日からポスティングシステムを利用してナショナルズと契約契約額は2年総額で約5億1000万円
オープン戦では防御率11・25で苦しんだが、メジャー昇格後はリリーフとして奮闘している
現在、ナショナルズでの防御率は3・07となっている
小笠原慎之介投手のファームからメジャーへのステップアップは、彼の努力と才能を証明するものです。特に、難しい状況でのピンチを乗り越えた力投は、今後の期待につながる重要なポイントといえるでしょう。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?スポーツ選手が国内外のチームに移籍する際に使用される制度で、選手の権利を守りつつ、移籍先がチームに支払う入札金を定める仕組みです。
- リリーフとは?試合中に先発投手が交代し、試合の途中から登板する投手のこと。先発投手が疲労や不調の際に、試合を支える役割を担います。
- 防御率とは?投手が投げたイニングに対する与えた得点を示す指標。数字が低い程、投手の成績が良いことを示します。

