DeNAの竹田祐投手、復活の初登板で2連勝を達成
2025年8月16日の中日戦で先発として初登板した、横浜DeNAベイスターズの竹田祐投手（26）が、7回無失点の好投を見せ、見事なプロ初白星を飾った竹田は三菱重工Westからドラフト1位で入団した選手であり、その道のりは決して平坦ではなかった
今シーズン、彼は満足のいく成績を上げられず、開幕から2軍でのトレーニングを選択
6月中旬からの約2週間にわたる強化期間を設け、球威や球速を向上させるための練習を重ねた
彼は自身の成長を「細かいことに時間を割けた
球速も上がったので、いい感じで練習できた」と振り返る
特に最速153キロを記録する右腕である竹田は、昇格を目指して努力を重ねるも、イースタン・リーグでは苦しい時期を経験した
しかしながら、2軍の首脳陣との協議の結果、実戦から離れての集中トレーニングが効果を生み出した
7月上旬には、2軍のチャンピオンシップを争っていた同じチームメイトの小園が一軍に昇格し初勝利を挙げるなど、竹田のモチベーションも増した
プロ入りまでの道のりでは、大学時代や社会人時代に指名漏れを経験してきた彼だが、その根気強さと努力が実を結ぶ瞬間を待ち望んでいた
8月に入り、調子を取り戻した竹田は、ケガで離脱した同僚の代わりに1軍登板が急遽決定
中日戦の後、巨人戦でも6回1失点の好投を見せ、初登板から2戦で2勝を飾った
竹田は周囲の厳しい声にも耳を傾けつつ、「やってきたことは間違いではなかった」と自らの道を信じ、自信を深めている
彼の成長は、単なる成績だけでなく、精神面やチーム全体のムードをも引き上げる重要な要素となっている
これからの彼の活躍に期待が寄せられている
竹田祐投手の復活は、試合でのパフォーマンスだけでなく、精神面での成長も感じられるニュースです。彼の過去の経験が現在の成果につながっている様子は、多くの選手に勇気を与えるでしょう。
キーワード解説
- 先発投手とは？：試合で最初にマウンドに上がるピッチャーのことを指し、通常、チームの勝利を左右する重要な役割を担っています。
- イースタン・リーグとは？：日本のプロ野球における二軍リーグの一つで、選手の育成や試合経験を積ませるために設立されています。
- ドラフトとは？：プロスポーツにおいて、各チームが新人選手を指名する制度で、選手は指名されたチームに入団することになります。
