これにより中日はヤクルトとのゲーム差を5に縮められ、最下位への危機感が高まっています
拙攻が続く中日
試合を通じて中日は2回から5回にかけて毎回走者を出しましたが、いずれも得点へと結びつきませんでした特に4回には上林とボスラーの左前打で初めて二塁を踏む場面がありましたが、得点圏に進んだのはこの回のみでした
6回以降は、3者凡退が続き、反撃の糸口を見出すことができませんでした
先発・マラーの投球
先発のマラーは、102球を投じて3安打2失点の成績で今季7敗目を喫しました初回から2回までは3者凡退を続けるなど好調な立ち上がりを見せましたが、4回には二塁に走者を置いた状態で北村恵の中犠飛を許し、先制点を献上しました
さらに6回には四球を連続で与え、無死一、二塁のピンチを招くと、またもや北村恵に左前適時打を許し、追加点を与えたところでマウンドを降りました
リリーフ陣の踏ん張り
降板後、2番手の斎藤が長岡を中飛、続いて中村を一ゴロに抑えるなど、リリーフ陣は7回以降も無失点で守り抜きましたそれでも、味方の反撃を待つ間もない完封負けとなってしまいました
中日の完封負けは、チームにとって厳しい状況を意味します。特に得点できない拙攻が続く中、リリーフ陣は良い働きを見せていますが、それが勝利につながらないのはもどかしいところです。
キーワード解説
- 完封負けとは?試合中、一度も得点を挙げることができずに敗北すること。
- 得点圏とは?得点を挙げる可能性のある位置、通常は二塁または三塁にいる状態を指す。
- 中犠飛とは?バッティングでフライを打ち上げて、走者が次の塁に進むことができるようにする打ち方。

