森高校野球部復活、元プロ選手の吉田監督が語る甲子園への挑戦

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2025年8月27日、北海道・森高校の野球部が4年ぶりに復活し、元オリックス・外野手の吉田雄人監督(30歳)が率いるチームが公式戦に臨みました

初戦は函館中部高との対戦でしたが、結果は0-19の大敗

吉田監督は試合後、「これが自分たちの現在地なんだよ」と選手たちに伝え、彼らの実力を見極める重要性を説きました

初戦は0-19の大敗

春季北海道大会の函館支部予選で行われたこの試合は、吉田監督にとっての公式戦デビューとなりました

試合の結果は6回コールドでの敗北で、吉田監督は「終わらんかと思いました」と振り返りました

彼は、前の学校での経験と比較しながら、試合の内容について言及し、「函館中部は実力のあるチームだったが、我々はなめられてはいかん」との感情を吐露しました

選手たちへのメッセージ

試合後、吉田監督は選手たちに現実を受け入れさせるための言葉をかけました

「特別悪いわけではなく、これが今の自分たちの実力だ」とのメッセージは、今後の成長に向けた大切な一歩となるはずです

元プロの経験を持つ吉田監督が教えられることには限界があると認識しており、地道な努力が重要であると強調しました

公式戦ではヒットなし

新設された森高校野球部は、今年の春季大会において、まだ1本の公式戦ヒットも放っていません

「ヒットを打つことは簡単ではない」と語る吉田監督は、実際に選手たちと共に練習しており、打撃投手として250球も投げる日々を送っていますが、成果が出ていない現状にも引き続き前向きな姿勢で取り組んでいます

楽しい監督業
吉田監督は、「監督業は楽しい」と述べ、自身の夢だった高校野球の監督を実現できていることに喜びを感じています

今は強豪校でなく、逆境からの成長を楽しむことが彼にとってのやり甲斐となっているようです

地元の友人たちの心配にも、「全然やめたいと思っていない」と、自信に満ちた表情で返答しました

吉田監督の姿勢には感銘を受けます。逆境からのスタートを選び、選手たちの成長を見守るその姿勢は、単なる勝利以上の価値を持っています。努力と継続が結果に繋がることを信じ、地道に前進する姿は多くの人に勇気を与えるでしょう。
キーワード解説

  • 監督とは?:チームを指導し、戦略を立て、選手の成長を助ける役割を担う人です。
  • 甲子園とは?:日本の高校野球選手権大会のことで、全国の高校の野球チームが参加する最も権威のある大会です。
  • コールド負けとは?:試合が所定の回数に達する前に、試合終了を迎えてしまうことです。この場合は相手チームがリードしているため試合が早期に打ち切られます。
  • ヒットとは?:野球において、打者がボールを打って一塁まで走ることができることを指します。

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