藤原恭大がU-18W杯の経験を語る:成長のきっかけと今後の展望
ロッテの外野手、藤原恭大選手が、2017年に出場した「第28回 WBSC U-18野球ワールドカップ」の思い出を振り返ったこの大会は、若手選手たちが国際舞台で競い合う貴重な機会であり、藤原選手にとってもキャリアの中での成長を促す契機となった
大会では、日本代表の「1番・右翼」として先発出場し、8試合に出場して打率.333を記録
合計36打数12安打を打ち、6打点を挙げる活躍を見せたが、本人は厳しい自己評価を下していた
「いい投手から打てていないので、ダメだなと思いました」と振り返り、国際大会での実力差を痛感したという
藤原選手は、特にアメリカとの試合が印象深いと語る
「レベルが違いました
米国選手との力量の差を感じ、もっと努力しなければならないと思いました」と述べ、国際舞台の厳しさが自身にとっての新たな目標になったとのこと
また、大会中は食生活にも苦労し、体重が4キロ減少したことも告白
「野球以前にきつかった」と振り返る
しかし、初戦のイタリア戦ではマルチ安打を記録し、最終的に銅メダルに貢献したことは大きな成果だった
帰国後、藤原選手は大阪桐蔭に戻り、「余裕を持ってプレーできるようになった」と実感している
3年生の選手たちがプロに進む姿を見て、自身もドラフトで1位指名を狙うきっかけとなった
また、「周りがみんな上手くて、自分が出ないと勝てないというチームではなかったので、常に貪欲に、負けない気持ちを持って過ごしていました」と語る藤原選手は、その後のキャリアにおいても高い目標を持ち続けている
現在25歳を迎え、ロッテでリードオフマンとして活躍する藤原選手は、後輩たちに向けて「緊張できることにありがたさを持って、いい緊張感を持ってプレーしてもらいたい」とエールを送っている
自身の経験を生かし、若手選手たちの成長を見守る姿勢は、チームの重要な支えとなっている
藤原恭大選手がU-18W杯での経験を振り返った記事は、若手選手が国際舞台でどのように成長するのかを示しています。特に、海外の選手との対戦が彼に与えた影響は大きく、自己成長の重要性を教えてくれます。今後の活躍も期待されます。
キーワード解説
- U-18W杯とは? U-18野球ワールドカップは、18歳未満の選手が参加する国際的な野球大会です。若手選手たちが世界の舞台で競い合う機会として重要です。
- 打率とは? 打率は、選手がどれだけヒットを打ったかを示す指標で、ヒット数を打数で割って算出します。高い打率は優れた打撃技術を表します。
- リードオフマンとは? リードオフマンは、試合の最初の打者で、出塁率が高く、得点を狙う役割を担う選手です。チームにとって非常に重要なポジションです。

