この日の試合では、初回から驚異的な投球を見せ、先頭の蝦名選手を7球の奮闘の末に二直で打ち取り、続く2番の桑原選手は遊ゴロに仕留め、最後には前日ホームランを2本打った筒香選手を左飛に抑え、見事に3者凡退を達成した
新人右腕の成長
早川投手は昨年の育成ドラフトで3位指名を受けて入団し、その後、今年の7月13日に支配下登録され、ついに待望の1軍戦における初先発を果たした支配下登録とは、選手がチームの正式なメンバーとして契約を交わし、試合に出場できる状態を指す
大学出身のプロ選手について
国立大学出身のプロ野球選手は少ないが、過去には東京大学出身の新治伸治氏が大洋(現在のDeNA)で通算9勝を挙げ、1967年に中日ドラゴンズに入団した井出峻選手は1勝を記録後、外野手に転向したその後358試合に出場した実績がある
最近の例としては、18年に日本ハムに入団し、ヤクルトでも登板した宮台康平選手がいる
現役選手とその背景
現在の支配下選手では早川選手の他に、筑波大学出身の佐藤隼輔選手(西武)や静岡大学出身の佐藤啓介選手(広島)なども活躍しているこうした選手たちは、それぞれの大学で培った技術をプロの舞台で存分に発揮している
今回の早川選手の初先発は、育成から支配下登録を経てきた選手の成功例を示している。大学出身の選手がプロで頑張る姿に、多くのファンが興奮したことだろう。早川選手の今後の成長が楽しみである。
キーワード解説
- 支配下登録とは?
- プロ野球とは?
- 育成ドラフトとは?

