阪神の投手としては、育成枠から昇格した選手が初めて先発で勝利を挙げたことになる
この試合は、早川が5回を投げて77球を費やし、2安打無失点という圧巻の投球を披露
特に、3回までは無安打投球を続け、DeNAの打線を完全に封じ込めた
4回には足に不安を抱え、ベンチで治療を受ける瞬間も見受けられたが、早川は再びマウンドに戻り、チームの2点のリードを守り切った
早川は昨オフの育成ドラフトで3位指名を受けて入団し、今年の7月には支配下登録を勝ち取った
彼の活躍は、育成選手からの昇格組でありながらルーキーイヤーで勝利を挙げた初の事例として、球団にとっても特筆すべきものだ
早川は1999年12月18日に北海道・江別市で生まれ、地元の大麻高等学校から小樽商科大学を経て、北広島市役所での勤務経験を持ち、その後の社会人野球でも活躍した
トライアウトを経て昨季はウエスタン・リーグで好成績を収め、今年度の2軍阪神戦での成績は8勝1敗、防御率2.82という数字を残している
以上のように、早川は185センチ、95キロという恵まれた体格で右投げ右打ちの選手だ
今季の推定年俸はその成績からみると420万円とされている
国立大学出身の選手について
過去には東京大学出身の選手が数名おり、中でも新治伸治は通算9勝を挙げた実績があるまた、井出峻は外野手に転向後に359試合に出場しており、近年では日本ハムに入団した宮台康平がいる
現在の支配下選手の中では早川以外にも、筑波大学出身の佐藤隼輔や静岡大学出身の佐藤啓介が在籍している
阪神タイガースの早川投手がプロ入り初めての先発に挑戦し、成功を収めたことは、球団やファンにとって非常に喜ばしいニュースです。特に育成ドラフトから昇格した選手がこのように活躍することは、今後のチームにとっても明るい兆しとなるでしょう。早川選手のさらなる成長を期待したいです。
キーワード解説
- 早川太貴とは?プロ野球選手で、阪神タイガースに所属する投手です。育成枠からの昇格選手として注目されています。
- プロ初先発とは?プロ野球選手がプロ入り後初めて先発登板することで、その選手にとって特別な意味を持ちます。
- 育成ドラフトとは?プロ野球の育成選手を指名するためのドラフトで、育成契約を結ぶことができます。
- 支配下登録とは?球団が育成選手を支配下選手として契約し、1軍でプレーできる権利を与えることを指します。

