広島・大瀬良大地の力投で3連勝、Aクラス接近
「広島3-2巨人」(27日、マツダスタジアム)で、広島・大瀬良大地投手(34)が6回4安打2失点の力投を見せ、自身6勝目を獲得した試合は雷雨の影響で約1時間遅れの開始となったが、大瀬良はその環境をものともせず、初回から積極的に攻撃を仕掛けた
試合の流れが変わったのは2回と5回、彼のバットから右前打が飛び出し、その1本目はチームの先制点に繋がった
広島は今回の勝利で約2カ月ぶりの3連勝を達成し、Aクラス圏内の3位・DeNAとは1ゲーム差、2位・巨人にも3.5ゲーム差と、上位チームへの接近が視野に入ってきた
重要なピンチを切り抜けた大瀬良
試合は9回に大ピンチを迎えた1死一、三塁の場面で、広島の守護神・森浦がリチャードを内野ゴロに打ち取り、一塁手・モンテロがベースを踏んで本塁へ送球、結果的に併殺を完成させた
この瞬間、スタジアムには安堵の声が広がった
大瀬良の臨機応変な投球
雷雨による試合開始遅延にも関わらず、大瀬良は臨機応変に調整を行いマウンドへ上がった特にこの日の投球スタイルは、相手打者に的を絞らせないよう「緩急」を意識した配球となった
カーブを多めに使い、通常は少ない投球割合であることが、この日は増加した
今後の展望
大瀬良は「登板する試合は勝てるように」と前向きな姿勢を見せており、より一層の努力を誓った
特に現在、エース森下がローテーションから外れているため、彼の役割はますます重要になっている
大瀬良大地選手のこの日の投球とバッティングは、彼の実力を示しただけでなく、チーム全体に士気を与えるものでした。特に、打席での活躍は投手の意気込みを感じさせ、チームが連勝するための原動力となりました。これからの試合に向けても、彼の活躍が期待されます。
キーワード解説
- 大瀬良大地とは?プロ野球選手で広島東洋カープに所属する右腕投手で、経験豊富な選手です。
- リプレー検証とは?試合中の判定を確認するために、映像を見て再評価を行うプロセスです。
- 緩急とは?投球の際、速球と変化球を上手く使い分け、相手の打撃リズムを崩すテクニックです。
- 併殺とは?野球において、1つの打席で2つのアウトを同時に取るプレーを指します。

