広島戦で田中将大、日米通算200勝に届かず
＜広島8－3巨人＞◇28日◇マツダスタジアムで行われたプロ野球の試合で、巨人の田中将大投手（36）が広島相手に先発登板しましたが、思わぬ結果となりましたこの試合で田中は、2回で6安打5失点（自責4）を喫し、まさかのノックアウト
日米通算200勝に王手をかけていた中での失態に、さまざまな要因が重なったとされています
試合の流れの中で、田中は初回から不安定な制球を見せます
特に、先頭打者の中村奨に対しては3ボールから追い込まれ、最終的には左越えの適時打を許し、先制を許しました
続く2回、田中は1死満塁の場面で内野ゴロを打たせたものの、遊撃手の泉口による失策が痛手となり、同点に追いつかれる結果となりました
さらに、ファビアン選手からは暴投とともに2点の適時打を浴び、自らの防御率に響く失点を重ねる形に
試合後、田中は「本当に悔しい結果に終わりました」と振り返り、相手チームのバランスを崩すことができなかった点が敗因であると述べました
また、阿部慎之助監督（46）は、次回登板について「まだ考え中」とし、田中の登録抹消も含めて未定であることを示唆しました
これにより、200勝への挑戦は先延ばしとなる見込みです
巨人チームは、今シリーズで3連敗を喫し、同じく勝利を目指すDeNAに対して1.5ゲーム差に迫られています
田中の不調がチームに及ぼす影響は大きく、今後の巻き返しが期待されます
今回の試合は田中将大投手にとって非常に残念な結果となりました。200勝という大きな目標に向かう中で、制球の不安定さや守備のミスが次々と影響を及ぼし、彼自身だけでなくチーム全体に厳しい結果をもたらしました。チームは連敗を続けており、今後の戦力整備が急務となるでしょう。
キーワード解説
- 日米通算200勝とは？メジャーリーグと日本プロ野球を合わせた勝利数を指し、選手の実力や評価の一つとされます。
- 制球とは？投手が意図した場所にボールを投げる技術のことで、制球が安定していないと失点に繋がりやすくなります。
- 抜け目とは？守備において注目されることが多いのですが、失策や見逃しが生じてしまうことを指します。
