村上選手は、「競争はすべて1番が良い」との言葉通り、初日から強いライバル意識を持って取り組んでいました
走り高く、目指せトップ
トレーニングの一環として行われたダッシュトレーニングでは、右翼ポールからセンターまでの距離を4人1組で走るというメニューに取り組みました村上投手は、「走るのはそんなに速くない」と自認しつつ、50メートル5秒7のスピードを誇るドラフト2位の庄子雄大内野手(22)を抑え、ほぼ1位でゴールしました
強敵、張峻瑋選手との出会い
特に村上選手が意識したのは、新人合同トレーニングにも参加している張峻瑋(チャン・ジュンウェイ)投手(19)でした張投手は昨年11月に台湾から育成選手として入団し、最速157キロを誇る右腕で、U-23ワールドカップの台湾代表にも選ばれた実績があります
投げ合う二人
キャッチボールでは、最初は軽く投げ合っていた二人ですが、次第に球速が上がり、最終的には130キロほどの直球やスピードのある変化球をも投げるまでに至りました球団スタッフもその様子にくぎ付けになり、村上選手は「日本人とは違う球の軌道を体感でき、自分も吸収できる部分があった」と語りました
プロの道を目指して
高校入学時に捕手から投手に転向した村上選手は、他のプロ投手のフォームや変化球を研究し、逆境をチャンスに変えてきましたさらに、「1カ月で体を仕上げるのは難しい」としつつも、まずはプロ選手に近づくことを目標に掲げています
仲間たちの刺激を受けながら、一歩ずつ前進していく姿に期待が寄せられます
今回、村上選手のライバル心や他の選手との切磋琢磨の様子が印象的でした。新たなトレーニングを通じて、彼の成長が期待されています。特に、台湾からの選手との関わりが新たな刺激となり、村上選手の技術向上に寄与することが予想されます。
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