巨人、阪神を撃破し連敗脱出も細かい走塁に阿部監督が苦言

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◆JERA セ・リーグ 阪神3―4巨人(29日・甲子園) 巨人は阪神に勝利し、連敗を「4」で止めた

試合は一進一退の攻防の中、6回に訪れた決定的な瞬間が鍵となった

1点ずつ取り合っての同点状況で迎えた6回1死満塁の場面で、キャベッジが右中間のフェンス直撃の打球を放ち、走者を一掃する決勝の3点二塁打を記録した

阿部慎之助監督はこれに対して、「すごく大きい3点でした」と称賛の言葉を贈った

しかし監督は、キャベッジの走塁についても言及した

フェンスに当たった打球が外野を転々としている間に三塁まで進めるタイミングだったが、キャベッジは二塁手前でスピードを緩めてしまった

この事態について阿部監督は、「細かいことではありますが、それでも取れる1点だったかもしれません」という反省を促した

実際、三塁打で1死三塁に進んでいれば、次打者のリチャード以降で追加得点の可能性が高まるところだった

監督は続けて、「行けるところは行ってほしいです」と語り、キャベッジの悔しそうな表情を指摘した

さらに、「5-11と4-1は全然違いますからね」と強調し、細かなプレーの重要性を訴えた

そして、「そういう部分ができないとうまくいかない」と日本の野球をする難しさについてもコメントした

試合自体は、阪神に1点差まで迫られた展開だったため、監督は「だからこそ細かいことが大事で、それができていないと惨敗に繋がる」と指摘

首位の阪神と14ゲーム差、借金1の2位という現在の状況を受け止め、選手たちへの指導を引き締めた

巨人が勝利した今回の試合は、勝者がただ喜ぶだけでなく、プレーのディテールや細かな走塁も重視されるべきことを示しています。阿部監督が指摘した通り、選手たちは細かい部分を見直して次に活かす必要があります。これからの試合に向けての成長が期待されます。
キーワード解説

  • キャベッジとは?:キャベッジはプロ野球選手で、攻撃の要として期待される打者です。そのプレーは勝利に大きく影響することがあります。
  • フェンス直撃とは?:フェンス直撃とは、打球が外野フェンスに当たることで、内野の守備手がの失策を誘う可能性が高まるプレーです。
  • 二塁打とは?:二塁打は、打者が一塁を越えて二塁に到達できるヒットの一種で、得点にも大きく寄与します。
  • 三塁打とは?:三塁打は、打者が二塁を越え、三塁まで到達するヒットで、特に得点チャンスを広げる重要なプレーです。

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