阪神・佐藤輝明の守備力向上、田尾安志氏が絶賛
2025年8月29日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神－巨人』にて、元プロ野球選手の田尾安志氏が阪神タイガースの佐藤輝明選手のサードの守備について言及した昨シーズン、佐藤はサードで117試合に出場しながらも23失策という課題を抱えており、その守備力がチームにとっての懸念材料とされていた
しかし、今シーズンはここまで88試合に出場し、わずか2失策という驚異的な数字を記録している
守備力の変化について
田尾氏は、「本当に去年と別人のように守備が安定していますね」と佐藤の守備力向上を明言したその背景には、彼の足の運びが改善されたことが挙げられる
悪かった時期の佐藤は、上から下におりるようなグラブの使い方をしていたが、今シーズンは下から上という形でボールを捕るように変化した
このような変化は、守備力の安定化に寄与している
守備哲学の進化
田尾氏はさらに、佐藤選手の守備における哲学の変化にも注目した「打球に対してぶつかっていく姿勢が減り、自分でうまくバウンドを合わせて捕ることができるようになりましたね」と説明し、その結果として、より柔軟な守備を実現していると分析している
このような進化は、佐藤選手自身の成長にとどまらず、阪神タイガース全体のチーム力向上にも寄与するだろう
色々な選手が成長する中で、佐藤輝明選手の守備力向上は特に注目に値します。田尾氏が言うように、彼が自分のプレースタイルを見直し、守備の技術を改善したことはチームにとって大きなプラス要因です。選手ひとりの成長が試合の勝敗となることも多いプロ野球で、今後彼の動きにもさらに期待が高まります。
キーワード解説
- 守備力とは？守備力は、野球において選手が守備を行う際の技術や能力を指し、相手の打球を正確に捕る力や、打球に対する反応速度などが含まれます。
- 失策とは？失策は、選手が守備中にエラーを犯すことを指し、ボールを捕れなかったり、悪送球などが原因で得点を許すことを意味します。
- バウンドを合わせるとは？バウンドを合わせるとは、ボールの跳ね方に合わせて、正確にキャッチするための動きや体勢を整えることです。
