この日は2点リードの4回、1死で迎えた場面、カウント3対1から150キロの直球を真っ直ぐに狙い、左翼スタンドへ打球を送り込んだ
かつての26日のオリックス戦では、同じく左翼ポール際への大きな当たりが本塁打と判定されたが、オリックスのリクエストによりリプレー検証が行われ、打球は左翼ポールの外側を通過していたことが確認され、幻の本塁打となった
そのため、今回は友杉のプロ3年目、866打席目での本塁打達成となった
さらに、チーム内では上田希由翔内野手(24)も7月17日ソフトバンク戦でプロ初本塁打を放ったが、試合が降雨コールドとなり、これも幻となっていた
この日の試合後、友杉はベンチに戻り笑顔を見せ、「やっと出ました
カウントが3ー1だったので、真っ直ぐだけを狙ってしっかり振りに行けました
プロ野球で1本ぐらいは打ちたいと思っていたので、良かったです」とその思いを語った
友杉選手のプロ初本塁打は、多くのサポーターにとって感動的な出来事でした。「幻の本塁打」からのリベンジを果たした瞬間は、選手自身だけでなく、チーム全体の士気を高める良い材料になったでしょう。友杉選手の今後の活躍に期待が寄せられます。
キーワード解説
- 本塁打とは?:野球において、打者が一度もアウトになることなく、ホームベースを回って得点することを指します。
- リクエストとは?:野球の試合において、監督やチームが判定を覆すために審判に再検討を求める制度です。
- リプレー検証とは?:ビデオ映像を使って、特定のプレーについての判定が正しかったかどうかを調べることです。

