ソフトバンクの育成選手中澤恒貴がウエスタン・リーグで存在感を発揮

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◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク8―2広島(31日、タマスタ筑後) プロ野球ソフトバンクホークスの育成選手、中澤恒貴(20)がウエスタン・リーグの試合で見事なパフォーマンスを披露した

彼は「2番二塁」としてフル出場し、マルチ安打を含む計2安打を記録

また、四球を選ぶなど選球眼も光らせた

試合の詳細

初回、広島の先発・佐藤柳之介の初球カットボールを見事に捉え、右前にヒットを放つ

その後、4回には146キロの真っすぐを中前打にするなど、積極的な打撃姿勢が際立った

「狙っていた球をファウルにすることが多かったが、何とかバットに当てて三振は避けた」と振り返っている

また、2盗塁も決め、走塁でもチームに貢献した

中澤選手の成長背景

青森県出身の中澤は、八戸学院光星高校時代に通算24本塁打を記録し、右の好打者として注目されていた

2025年2月には「球春みやざきベースボールゲームズ」にも参加し、期待されていたが、5月には試合中に右肩を負傷し、一時は出場を見合わせざるを得なかった

しかし、リハビリを経て6月に復帰し、その後62試合で打率3割6分8厘という好成績を収めた

指揮官の期待

斉藤和巳3軍監督は中澤選手に「ミスを恐れずにプレーしてほしい」と激励し、彼の成長を後押ししている

ウエスタン・リーグでは照準を合わせる相手投手の球速を意識し、その中での打撃を大切にしていると強調している

「毎日結果を出すことは難しいが、チャンスを活かすことは自分の責務」と意気込む中澤選手の姿勢が、これからの成長につながることが期待される

今後について
ウエスタン・リーグでは育成選手が出場できる試合数が限られており、中澤選手もスタメンのチャンスは限られている

それでも彼は「打席数が少なくても、毎打席全力を尽くすことでしかアピールできない」と語り、ポジティブな姿勢で臨む姿が印象的である

中澤選手の成長を支える指導者や周囲の期待は大きく、今後の彼の活躍から目が離せません。限られた機会を活かしてプロとしての実力を磨く姿勢が大切です。
キーワード解説

  • 育成選手とは?
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