藤浪晋太郎が移籍後初勝利、7回無失点の快投でDeNAを救う

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◆JERA セ・リーグ DeNA7―9中日(30日・横浜) プロ野球界に新たな刺激を与えた藤浪晋太郎投手(31)が、移籍後の先発登板で見事なパフォーマンスを見せ、7回無失点という結果を残しました

この日は、1073日ぶりに国内での白星を手にした記念の日となりました

移籍後の好スタート

この試合は、藤浪投手にとって移籍後2度目の先発登板でした

前回同様に中日相手でしたが、今回は一段と試合内容が良好でした

特に、初回から3回までのピッチングは圧巻で、相手打線に走者を一人も許さない“完全投球”を披露しました

打者の対策として左打者が中心の打線に対して、藤浪の直球とカットボールが良く効きました

初回からの圧倒的パフォーマンス

試合序盤はまさに「快投」と呼ぶに相応しい内容でした

藤浪投手は最速156キロを記録する直球と、内外角に効果的に投げ分けるカットボールで、打者を翻弄しました

特に、3回には先頭のロドリゲス選手から3者連続三振を奪うなど、その力を見せつけました

波乱の5回

しかし、5回の登板では突然の「怪投」を見せました

先頭打者の大島とロドリゲスに対し、なんと8球連続でボールを投げてしまい、無死一、二塁という大ピンチを招く展開に

ここで打順が下位に回ったことが幸いし、藤浪投手はなんとか切り抜けました

この場面でのピッチングこそ、先発投手には要求される“試合を組み立てる力”と言えるでしょう

勝利投手の権利を手に
最終的には7回までマウンドを守り切り、藤浪投手は102球の投球で後続にバトンを渡しました

試合を通じて「先発としてできるだけ長いイニングを投げて、1つでも多くアウトを取りたい」という彼の目標は、見事に達成されました

藤浪選手のピッチングは、驚きと興奮をもたらしました。特に彼が見せた圧倒的なストレートとカットボールは、打者にとって非常にプレッシャーになるものでした。また、中日打線への先発としての戦略が功を奏し、困難な局面でも冷静さを保った姿勢は評価できます。今後の活躍にも期待が高まります。
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