友杉選手は「ついに出ちゃいました」と喜びを爆発させた
試合は4回裏のことで、友杉選手がカウント3-1の場面で、ソフトバンクの木村光投手による150キロの直球を完璧に捉えた
打球は風速7メートルの逆風をものともせず、左翼席に飛び込む素晴らしい一撃となった
友杉選手は、「あそこは直球一本
前の打席で差し込まれていたので、ポイントを前に置いていったのがよかった」と振り返り、打撃のポイントを意識した結果だと語った
彼はこれまで0本塁打だったが、1学年上の安田選手とともに「守備の人」といじられていたこともあり、周囲からの期待が高まっていた
実は、26日のオリックス戦では四回に左翼ポール際への大飛球が一度は本塁打と判定されたが、リクエストでファウルに覆るという“幻のホームラン”があったばかりであった
しかし、友杉選手は今回の本塁打によって、その“0本コンビ”にも別れの時がやってきた
「さっき、ベンチ裏で安田さんが『友杉さん』って敬語を使ってきました」との言葉からも、彼自身の成長を感じさせる一幕であった
これまでの“0本の日々”を経て、新たなスタートを切った友杉選手の今後が楽しみである
今回の友杉選手の初本塁打は、彼自身の努力や成長の証とも言えます。多くの選手が長い時間をかけて本塁打を打つ中で、866打席目というのは驚くべきことです。また、彼の試合後のコメントからは、野球をする上での精神的な成長も感じられます。これからの試合にも期待したいです。
キーワード解説
- 本塁打とは? 野球における本塁打は、打者がボールを打ち、フィールドの外にボールが飛び出すことで得られる得点手段です。基本的には4点になります。
- 直球とは? 直球は、投手が最も基本的に投げるボールで、まっすぐの弾道で飛んでくる投球です。打者にとっては最も打ちやすい球とされています。
- リクエストとは? リクエスト制度は、試合中に主審の判定を選手が確認する制度で、ビデオ判定を用いて正確な判断を行います。

