この試合は、8回からの3番手として登板した石井選手が先頭の泉口選手に中前打を許すも、続く3番・岡本選手を150キロの直球で三ゴロ併殺に打ち取った
最後の打者である4番・岸田選手をカウント2―2から152キロの直球で二ゴロに仕留め、スコアボードにはまたまた「0」が刻まれた
試合後、石井選手は無失点を達成したにもかかわらず、「先頭を今日も出してしまったんですけど
出した結果というよりは出し方が悪かった
そこは反省点です」と反省の言葉を述べた
これは、ピッチャーにとって「先頭打者を出す」という行為が、その後のピッチングに影響を与えることがあるためである
この試合の結果、石井選手の連続イニング無失点記録は44イニングに達し、球団歴代2位の小山正明選手にあと「3」と迫っている
石井選手は「しっかり自分の仕事をするだけなので」と冷静に語り、記録を伸ばし続ける姿勢を崩さなかった
石井選手の反省の言葉は、プロの厳しさを感じさせます。無失点記録を更新し続けても、自分自身のピッチングを冷静に見つめ直す姿勢は、多くの選手にとって見習うべき点です。彼が記録を続けていく上で、自己反省の重要性を理解していることが評価されます。
キーワード解説
- 無失点とは？: 無失点とは、ピッチャーが試合中に相手チームに得点を許さないことを指します。この状態を維持することは、ピッチャーにとって大きな成果となります。
- 連続試合無失点とは？: 連続試合無失点とは、あるピッチャーが連続して出場した試合で、いずれも相手チームに得点を与えない状態のことです。これはピッチャーの安定性と実力を示す重要な指標です。
- 球団歴代2位とは？: 球団歴代2位とは、特定の記録（この場合は連続イニング無失点）において、その球団内で2番目に優れた成績を持つことを指します。
