この試合の7回、2死三塁という場面で佐藤選手は相手投手・中川から初球を強振した
その結果、ボールは高く舞い上がり、ファウルゾーンに向かうと思われたが、浜風に押し戻されてフェアゾーンでワンバウンドし、最終的には柵を越えてエンタイトルツーベースとなった
エンタイトルツーベースとは、打球が地面にバウンドしてから外野フェンスを越えることで、打者が二塁まで進めるヒットの一種を指す
これにより、どのような打球でも運が良ければ点を取るチャンスが生まれる
しかし、通常の野球の試合ではこのような打球はあまり見られず、特に甲子園での事例は非常に希少だ
佐藤選手は打った瞬間にファウルと確信し、思わず天を仰ぎ、この驚きの展開に味方選手も呆然とした様子
試合実況にもこの場面が映し出され、多くのファンがその珍事に注目した
X（旧Twitter）上では「甲子園のエンタイトルツーベースは聞いたことがない」「初めて見た」という声が相次ぎ、試合の面白さを更に引き立てている
結果、阪神はこの試合を5-4で制し、巨人との3連戦を2勝1敗で勝ち越した
佐藤選手の珍しい打球が試合の展開を刺激し、阪神の士気を高める一因となったのは間違いない
今回の阪神・巨人戦での佐藤輝明選手の異例のエンタイトルツーベースは、浜風の影響によるものだった。通常ならファウルとなるはずのボールが、一瞬のうちに状況を変える展開は、野球の楽しさを象徴している。こうした珍しい現象が試合の面白さを引き立て、ファンを魅了する要素となる。
キーワード解説
- エンタイトルツーベースとは？: 打球が地面にバウンドして外野フェンスを越えることで、打者が二塁まで進めるヒットの一種を指します。
- 浜風とは？: 地元の地域で特に感じられる風で、その影響を受けることで、野球のボールの行き先が変わることがあります。
