ヤクルト監督、高津氏が村上選手と塩見選手の復帰に期待感を表明

2025年1月8日、東京で行われた記者会見において、東京ヤクルトスワローズの高津臣吾監督（56）が、昨年12月に右肘関節鏡視下クリーニング手術を受けた村上宗隆内野手（24）と、左膝前十字靱帯および半月板の手術から復帰を目指す塩見泰隆外野手（31）について言及した

高津監督は「チームにとってはすごく大きなキーになる2人」と強調し、2人の復帰がチームにとっていかに重要であるかを明らかにした

監督は「3月の開幕に間に合えばいいという気持ちと、2月にしっかりと動いてほしい気持ちの半々ある」と述べ、選手たちの回復過程に対する複雑な想いを明かした

村上選手と塩見選手は、この日、戸田球場で行われた新人合同自主トレーニングに参加し、キャッチボールやノックを行った

監督は「非常にいい状態でここまで進んでいると聞いている」と選手たちの状態に期待を寄せる一方、「大事なのはシーズンをどう過ごしていくかが一番」とし、開幕に向けた準備の重要性を強調した

選手名	年齢	ケガの状態	手術内容
村上宗隆	24	回復中	右肘関節鏡視下クリーニング手術
塩見泰隆	31	回復中	左膝前十字靱帯および半月板手術

今回の高津監督の発言からは、選手の回復に対する期待と、シーズン全体を見据えた慎重さがうかがえます。特に村上選手や塩見選手のような重要な選手の復帰は、チームの結果に直結するため、早期の回復が望まれます。

キーワード解説

• 関節鏡視下クリーニング手術とは？関節の内部を直接見ることができる小型カメラを使った手術で、怪我や病気による損傷を修復するために行われます。
• 前十字靱帯とは？膝関節の中にある靱帯で、脚の安定性を保つ重要な役割を果たしています。この靱帯が損傷すると、運動能力に大きな影響が出ます。
• 半月板とは？膝のクッションとして機能する軟骨で、膝の動きを円滑にする役割があります。傷つくと痛みや動きに制限が生じます。