広島、若手選手の活躍もむなしくDeNAに敗れ3連敗

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◇セ・リーグ 広島5-8DeNA(2025年9月2日 マツダスタジアム) 広島は2日、3位・DeNAとの直接対決に敗れ、3連敗を喫した

これにより、勝負の9月に入った広島がこのままではクライマックスシリーズ(CS)進出が危ぶまれる状況となっている

この試合では、ドラフト1位選手の佐々木泰内野手(22)が8回に意地の2点適時二塁打を放つなど若手選手が存在感を示したが、防げなかった失点が致命的だった

特に、チームの勝ち頭である床田投手が2回に7失点を喫し、早々にマウンドを降りるというアクシデントも影響した

8回、広島は3−8の状況で、2死二、三塁のチャンスを迎え、佐々木が146キロの速球を強振し、左翼フェンス直撃の2点二塁打を放った

これで彼は、8月22日以来の適時打を記録した

佐々木は試合後、「シンプルに直球を狙っていた

将来的にはホームランを打ちたい」と自身の抱負を語った

また、同試合では代打として起用された前川誠太内野手(22)も、0−7の状況から1点を返す中前適時打を放ち、出場2試合連続で安打を記録

彼は、「真っすぐが速い投手には甘い球を狙っていた」と振り返り、自信を見せた

若手選手の活躍が見られた一方で、チームの課題も浮き彫りとなった

この敗戦を受け、チームはクライマックスシリーズ進出へ向けてさらなる奮闘が求められる

広島の敗戦は若手選手の頑張りにもかかわらず、チーム全体のパフォーマンスが影響した結果であり、今後の戦いに向けた課題が浮き彫りとなりました。特に先発投手の安定性が求められ、若い選手たちの成長が鍵を握る重要な時期です。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズンにおいて、各リーグの上位チームが優勝を争うプレーオフのことを指します。
  • 適時打とは?走者がいる状況で、得点を挙げるためにヒットを打つことを指します。そのため、試合の流れを変える重要な役割を果たします。
  • ドラフトとは?新たにプロ入りする選手をチームが選ぶ制度のことで、各球団は必要な選手を選び、契約を結ぶことができます。

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