横浜ベイスターズの宮崎敏郎内野手（36）が、広島戦での途中交代後、右膝後十字靱帯の部分損傷と診断され、選手登録を抹消された
この診断が広島市内の病院で行われ、医師の見立てでは今季中の復帰はほぼ絶望的とされている
宮崎選手は、2日の広島戦で7回、無死一塁の場面において左飛に打ち取られた後、足に違和感を覚えた様子を見せ、トレーナーに支えられながらベンチ裏へと退いた
試合終了後には右膝にサポーターを装着しつつ自ら徒歩でバスに乗り込んだが、その表情は暗いものだった
チームはこの他にも、主力の牧秀悟内野手（27）が8月7日に「左MP関節尺側側副靱帯修復術」という手術を受けており、再び主力選手の離脱が報じられた
三浦大輔監督（51）は「1人また欠けるのは大きな痛手」としつつも、「いるメンバーでできることをやっていきます」と語り、残りの試合に向けてチーム全員が結束する意志を示した
シーズン終盤に差し掛かり、怪我に苦しむベイスターズは今後の戦力を維持しながら、如何にして勝利を掴み取るかが問われることとなる
宮崎敏郎選手が右膝の靭帯損傷で今季の出場を断念することは、チームにとって大きな痛手となる。主力選手の負傷が続く中で、どうチーム力を維持し、試合を戦い抜いていくのかが今後のポイントとなる。ファンが心配する中、残された選手たちの奮闘が期待される。
キーワード解説
- 靭帯とは？: 体の関節を安定させるために存在する、骨と骨をつなぐ弾力性のある組織です。
- 部分損傷とは？: 完全には壊れていないが、一部が損なわれた状態を指します。
- 選手登録を抹消とは？: 故障や理由により、その選手がチームの一員として試合に出場できないようにする手続きです。
- 修復術とは？: 傷ついた部分を治療する手術のことです。
