特に2位の巨人から5位の中日までわずか3ゲーム差と接近しており、全チームにとって重要な局面を迎えている(8月31日時点)
その中で注目を集めているのが広島カープだ
8月29日には今季2度目の5連勝を達成し、DeNAと並ぶ3位タイに浮上したが、8月31日の試合では敗北し再び4位に後退してしまった
ただ、7月は4勝16敗と振るわなかったものの、8月は勝率を5割にまで回復したことがデータとして示されている
新井貴浩監督(48)にとっては、このAクラス入りが自身の未来にも大きく影響する
新井監督は就任3年目で、契約は単年契約であるため今年の成績次第では監督交代もあり得るという厳しい状況にある
初年度は2位だったものの、昨年は4位と順位が下がったため、今年は必ずやAクラス入りを果たす必要がある
「松田元オーナー(74)には、早くも次期監督候補に“意中の人”がいるという噂がある」とのこと
広島カープが見据える“ポスト新井貴浩”は誰か
次期監督として有力視されているのがOBの野村謙二郎氏(58)である彼は2010年から5年間、一軍監督を務め、若手選手である菊池涼介内野手(35)や現在巨人に在籍する丸佳浩外野手(36)を育成した実績を持つ
松田オーナーは若手育成に強いこだわりを持っているため、世代交代を進める中で再度、野村氏に指導を任せたい意向のようだ
しかし、現役選手たちは野村氏の復帰に対して不安を抱いている
「野村氏が昭和型の練習の鬼であることを知っているため、選手たちはビビっています」と球団関係者は語る
選手たちの続投希望の声
野村監督の1年目には、リーグ5位に終わった秋季キャンプでピッチャー陣の猛練習が課され、選手たちへの振る舞いに厳しい懲罰が行われた経験があるまた、野村氏自身が2000安打を達成した努力の持ち主で、練習の重要性を強調する指導スタイルが徹底されていた
一方、新井監督は選手ファーストのアプローチで選手のモチベーションを重視し、過去の練習量の問題を改善してきた
その結果、最近のチームの好調ぶりには、「選手たちは新井監督の続投を願ってAクラス入りを目指して奮闘しているのではないか」という意見が見受けられる
監督の未来、そして選手たちの思いが交錯する中、広島カープにとっての重要な局面が待ち受けている
この記事では、広島カープの新井監督に関する今季の厳しい状況と、次期監督候補としての野村氏の名前が挙がる様子が描かれています。新井監督の選手ファーストの指導スタイルが選手たちに与える影響や、選手らのAクラス入りへの意気込みが感じられる内容でした。このような競争の激しい時期に、監督と選手の関係性がますます注目されることでしょう。
キーワード解説
- 新井貴浩とは? 新井貴浩は元プロ野球選手で、現在広島カープの監督を務めている。彼の指導スタイルは選手のメンタル面を重視するもので、選手たちからの信頼も厚い。
- Aクラスとは? Aクラスとは、プロ野球のシーズン中に行われる競技の中で、通常上位3チームを指す。 Aクラスに入ることで、チームはプレーオフへの進出や日本シリーズを目指すことができる。
- 松田元オーナーとは? 松田元オーナーは広島カープのオーナーであり、チームの運営や戦略を決定する重要な役割を担っている。
- 若手育成とは? 若手育成とは、スポーツの世界において将来のスター選手を育てるプロセス。監督やコーチが若手選手に指導することで、才能を開花させることを目的とする。

