この試合で、ロッテの先発投手オースティン・ボス(33歳)は、初回から2回にかけて無失点の投球を見せたものの、4回に連打を浴び、合計10安打を許して3失点
これにより、4月25日以降、勝利から遠ざかっている状況が続いている
試合の流れを振り返ると、オースティン・ボス投手は初めの2回、うまく打線を抑えていたものの、4回に1死から山村選手と古賀選手に連打を許し、1点を失った
それに続いて、2死二、三塁のピンチに西川選手による同点打を浴びてしまう
この失点が試合の流れを大きく変えた
また、2番手として登板した沢田圭佑投手(31歳)は、1死二、三塁の場面で平沼選手に勝ち越し打を許し、直後に外崎選手にも中犠飛で追加点を与えてしまった
これによりチームは逆転を許す形になった
一方、ロッテの打線に目を向けると、上田希由翔内野手(24歳)が3回に高橋投手の152キロの直球をバックスクリーンまで運ぶ3ランホームランを放ち、先制点を奪った
しかし、その後のチャンスを生かしきれず、4回には無死二、三塁の状況を作るものの、松川虎生捕手(21歳)が遊ゴロで走者を進められず、その後のスクイズも失敗に終わった
吉井理人監督(60歳)は試合後のコメントで、「下位打線を出していたら勝てない」と振り返り、自身の作戦について「松川のところで作戦を考えたんですけど、初スタメンだったので、打たせてあげたいという気持ちがありました
ちょっとサインの出すタイミングを間違えた」と責任を感じる発言をした
今回の試合は、ロッテが先制するも流れを掴めず逆転負けとなった。特に中盤の失点が響いた。吉井監督の采配にも改善が求められる結果となったと言える。
キーワード解説
- オースティン・ボスとは?ピッチャーの一種で、先発として試合の最初から投げる選手を指します。彼のパフォーマンスは試合の勝敗に大きく影響します。
- スクイズとは?野球の戦術の一つで、ランナーが得点するために打者が打ったボールを転がして、ランナーがホームを狙うプレーのことです。
- 中犠飛とは?打者がボールを飛ばしながら、ランナーが進塁できるようにするプレーのことで、特に得点に貢献する重要な場面で使われます。

