上田選手は「3番・ファースト」でスタメン出場し、0－0の3回一死二、三塁の場面で打席に立ちました
彼は「最低でも犠牲フライをと思い打席に入りました」と語り、初球のストレートをうまく捉えて、バックスクリーンへと飛び込む打球を放ちました
上田選手は7月15日に再昇格して以来、打率.268（82打数22安打）、2本塁打、13打点という好成績を収めています
オールスター明けには「バッティングで貢献したい」と話していた上田選手は、8月には月間打率.294を達成し、オールスター以降の打点数はチーム内で3位という成績を残しています
試合後、上田選手は自身の貢献について「そこは自分じゃあまりわからないので、周りがどう思っているのかだと思います」と冷静にコメントしました
彼は毎試合やるべきことをしっかり行うことを心がけており、シーズンの得点圏打率は.364（33打数12安打）、1本塁打、12打点を記録しています
この結果からも、彼のチャンスに強いバッティングが際立っています
代打としての打率も.364（11打数4安打）、さらに4四球を記録しており、その出塁率は驚異の.533に達しています
代打での心掛けについて尋ねると、「いつ出るかわからないので、準備はするようにしています」としっかりと準備をしていることを明かしました
また、ファームでの期間中にサブロー氏からの指摘を受け、バットの使い方を見直した上田選手は、ここ最近の調子についても「良い方向にはまっているのかなと思います」と手応えを語りました
チームは現在、優勝の可能性が薄れ、最下位に沈んでいますが、若手選手たちはアピールのために一試合も無駄にせず、全力で挑んでいます
残りの試合でも、上田選手はバットで存在感を示していくことでしょう
取材・文＝岩下雄太ロッテの上田選手は、好調なバッティングを続けており、特にチャンスに強い打者としての実力を証明しています。チーム全体が厳しい状況にある中で、彼が若手選手の中で希望の光となっています。今後の試合でも彼の活躍が期待されます。
キーワード解説
- 本塁打とは？：本塁打は、バッターがボールを打ち、外野のフェンスを越えたり、スタンドに進入することで得点とするものです。
- 打率とは？：打率は、プレイヤーがヒットを打った数を打席数で割り算した数字で、打者の成績を示す重要な指標です。
- 得点圏打率とは？：得点圏打率は、ランナーが得点圏にいる状況での打率を示します。この数値が高い選手は、重要な場面でのパフォーマンスが良いことを意味します。
