このトレーニングは7日から始まり、8日もハードなメニューをこなす中で、村上選手はチームの雰囲気に触発されつつも、自らのスタイルを貫くことに注力しました
練習の様子
村上選手は「初日よりも強度を少し抑えた」と話し、キャッチボールの際は力を抜くことにこだわりましたその結果、力感のないフォームからも、非常にきれいなボールを投げることができました
これは、事前にコーチからのアドバイスを取り入れたもので、初日の練習が非常にハードだったことを示唆しています
同級生との競争心
合同自主トレの初日、村上選手の隣でキャッチボールをしていたのは、台湾から加入の張峻瑋選手(19歳)です張選手の力強い投球から刺激を受けた村上選手は、「かなり強度を上げていたので、自分もと思った」と話しました
彼の「負けず嫌いの精神」が、周りの選手との競争心をかき立てているようです
周囲に流されず、自分を貫く
一方、村上選手は周囲の影響に流されず、自分のマイペースを保つ姿勢も見せました他の選手が練習を終えても慌てることなく、自分のペースを維持していました
「マイペースですね
高校時代にも言われたことがあります」と、村上選手は自らのスタイルを自覚しているようです
恩師の信頼
高校時代の恩師である神戸広陵高の岡本監督も、村上選手の特性を高く評価しています「性格は本当に真っすぐな子
素直に人の話を聞き入れ、自身に取り入れる力がある
プロでも大丈夫だと思う」と、村上選手の将来に期待を寄せています
今後の方向性として、村上選手は新人合同自主トレを「頑張り切りたい」と意気込み、アピールの場と位置付けています
村上泰斗選手は、自分のスタイルを重視しつつ、周囲の刺激も受け入れながら成長を目指しています。競争心と冷静な判断力を兼ね備えた彼の姿勢が、今後の活躍にどのように繋がるのか非常に楽しみです。プロ野球での彼の今後が期待されます。
キーワード解説
- ドラフト1位とは? - プロ野球で選手が大学や高校からプロチームに入団する際に行なわれる選手選定のこと。
- キャッチボールとは? - ボールを投げ合いながら軽い練習を行うことで、投球や捕球の技術を高める練習方法。
- 自主トレーニングとは? - 自主的に行うトレーニングのこと。選手が自分のペースで行うため、特に技術や体力の向上を目的としている。