オリックス・山下舜平大がシーズン初先発で異次元の投球を披露

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オリックス・バファローズの山下舜平大投手が、2025年9月7日に京セラドーム大阪で行われた日本ハムファイターズとの試合で、今季初先発のマウンドに上がった

山下は初回に圧巻のパフォーマンスを見せ、3者連続三振を奪取する快調な立ち上がりを見せた

特にその直球は全て155キロをオーバーし、最速では157キロを記録した

圧巻の初回

この日の山下は、初球から155キロを投じ、指揮する選手にいきなり驚きを与えた

彼は先頭打者の五十幡を2球で追い込むと、大きく縦に割れるカーブで三振に斬った

続いて打席に立った清宮幸には最速157キロの直球を投げ込み、高めの156キロで再び三振に仕留めた

この勢いに乗って、郡司選手にも157キロを連発し、カーブで追い込んでから再び三振を奪った

この場面に対して、CS放送「J SPORTS」で解説を務める田尾安志氏も「久々にすごいものを見せてもらってます」と感嘆の声を漏らした

続く2回のパフォーマンス

2回にも山下はさらに勢いを増し、先頭のレイエスを直球で押し込み、続いて低めのスプリットで4者連続三振を記録した

その後、万波をフルカウントから高めのストレートで打ち取り、安定したピッチングを披露したが、2死後に石井選手に四球を許し、松本剛には逆球となった155キロを投じてバッテリエラーで得点圏に走者を許す苦しい状況もあった

しかし、観客席からは大きな拍手が寄せられ、支持を受けながら投球を続けた

復帰までの道のり

山下は、今年3月の巨人とのオープン戦で腰に違和感を覚えて以来、長いリハビリを経てようやく実戦に復帰

その間、ファームで段階を踏み、約1年ぶりに1軍のマウンドに戻った

今後、彼の成長と活躍に期待が寄せられる

山下投手の復帰戦での投球は、見事なパフォーマンスでした。初回からの三者連続三振は彼の力強さを際立たせ、観客からの大きな応援も印象的でした。今後の試合でもこの調子を維持し、さらなる活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 直球とは?:直球は、最も基本的な投球の一つで、投手が腕を真っ直ぐ振り下ろすことで投げるボールのことを指します。そのスピードが速く、打者にとっては捉えにくい球種です。
  • 三振とは?:三振は、打者がボールを打ち損ねてアウトになることを指します。打者は3回のストライクに対して振らなければならず、すべて外れた場合は三振とされます。
  • カーブとは?:カーブは、ボールが投げられる際に手首の回転を加え、弧を描くように落ちる球種のことです。このボールは打者にとってタイミングを外すのが難しくなります。

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