ヤクルト・星知弥投手が節目の10セーブを達成、守護神の重責を背負う新たな戦い

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東京ヤクルトスワローズの星知弥投手(31)が、9月6日に行われた横浜DeNAベイスターズ戦で、鍵となる10セーブを記録した

星投手は、以前は37歳の石山投手が担っていた守護神の役割を、石山選手が7月に負傷して以降、引き継ぐ形でマウンドに立っている

守護神の重要性と星知弥の覚悟

この役割を担うことは、勝利を決定づける最後の投手として非常に責任の重いものである

星投手は、「最後、勝ってゲームを締めるために大事なポジション

すごく責任感を持ってやっている」と語り、その覚悟を示した

数値から見る星投手の成績

今季はすでに37試合に登板し、防御率は1.75と極めて安定した成績を残している

これまでの記録は、1勝2敗と17ホールド、10セーブに達している

押し寄せる重圧とその対処法

星選手は、九回のマウンドに立つことの心理的な重圧についても言及した

中継ぎ時代には「点を取られてはいけない」という強いプレッシャーがあったが、抑えとしての立場では「勝ってゲームを締められればいいという気持ちで臨んでいる」と新たな心境を語った

同僚たちの信頼と憧れの守護神

星投手の力強い直球は、同僚の大西選手や荘司選手からも高く評価されており、彼らは「ほしい」とその実力を羨望のまなざしで見つめている

星選手自身は、憧れの守護神には阪神タイガースの藤川球児監督の名を挙げ、「彼の真っすぐは特別なものだった」と尊敬の意を示した

数字を意識せず、仕事に専念
星投手は、成績や数字を意識することなく、「いけと言われたときにちゃんと自分の仕事をすることしか考えていない」と、仕事への意欲を表明した

今後も星選手は、マウンドで一戦でも多くの勝利をかみしめながら、チームを支えていくに違いない

星知弥投手の10セーブ達成のニュースは、成長する選手が負傷による新たな戦力の必要性に応える、プロとしての覚悟を感じさせるものでした。彼の言葉からは、プレッシャーを乗り越え勝利を追求する姿勢が見え、これからの試合での活躍が期待されます。
キーワード解説

  • セーブとは?:試合の終盤に登板し、試合の勝利を保つことが求められる投手の役割を指します。
  • 防御率とは?:投手が投げたイニングあたりに与えた点の数を示す指標で、低いほど優れた成績を示します。
  • ホールドとは?:試合を続けながら勝利に貢献した投手に与えられる記録で、抑えたことでチームが勝つチャンスを維持したことを示します。

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