元ロッテ投手・渡辺俊介氏が息子・向輝さんのプロ志望に対する思いを語る
元プロ野球選手で、日本製鉄かずさマジックの監督を務める渡辺俊介氏が、このたび取材に応じ、東京大学野球部エースの長男・向輝さん(4年)に関する思いを明らかにした向輝さんは自身のプロ入りを目指し、プロ志望届を提出する意向を表明している
渡辺氏は「息子がプロを目指すためには苦労も伴うことを理解しているが、後押しはしたい」と語った
プロ志望届を提出した向輝さんの決意
向輝さんがプロ志望届を提出する意向をSNSで発表したのは、今年の6月中旬彼はその直後に、大学日本代表の選考合宿に参加し、メンバーの中でただ一人、3日連続して紅白戦に登板し、いずれも無失点で抑える好投を見せた
これに対し、父である渡辺氏は「自分で抑えて結果を出したから、合格点を与えた」と称賛した
アンダースロー投手としての特異性
アンダースローとは、右利きの場合、右腕を下から振り上げて投げる投球フォームの一種で、特に下半身の姿勢が重要となりますアンダースロー投手は、一般的には少ないため、その特異性が注目される
向輝さんはプロスカウトからも正当な評価を受けており、昨年のドラフトでプロ志望届を提出した清原和博氏の息子・正吾さん同様、世間の注目を集めている
親子の関係と野球への思い
渡辺氏は息子に対して「野球をやってほしくなかった」と本音を語りつつも、向輝さんの興味が野球に集まる様子に理解を示した息子は中学受験を経て、東大に進学し、文武両道を貫いている
渡辺氏は、向輝さんが自ら道を切り開きアイデンティティーを確立したことを誇りに思っている
挑戦の精神とサポートの意思
「プロの世界は甘くない」と語る渡辺氏は、今後向輝さんが願う道を歩むためのサポートを約束した息子の決断を尊重しつつも、厳しい環境が待つことも理解している
今後のドラフト会議は10月23日に予定されており、プロ志望届の提出期限は10月9日
この注目の親子の物語は、今後も多くのファンの関心を引きつけることだろう
渡辺俊介氏が息子の向輝さんのプロ入りに向けた思いを語る姿からは、親としての期待と、厳しい現実が伝わってきます。向輝さん自身もアンダースロー投手として個性を発揮しながら、プロの世界に挑戦しようとする姿勢が印象的です。親子の関係の中での苦労や喜びが切実に描かれており、多くのファンにとって興味深いストーリーといえるでしょう。
キーワード解説
- プロ志望届とは?プロ野球選手としての進路を希望する際に提出する書類で、選手がプロ入りする意向を示すものです。
- アンダースローとは?投球時に体の下側から腕が振られる投球スタイルのことで、特異な動作から独自の球筋を生み出すことができます。
- ドラフト会議とは?プロ野球の新入団選手を決定するためのイベントで、各球団が選手を指名して契約を結ぶ重要な日です。

