彼は調整後のインタビューで、「(阪神の)優勝が決まった以上、私たちは2位を確実に死守しなければならない
一試合一試合が非常に重要だ」と語った
前日、阪神の優勝をテレビで目の当たりにした戸郷は、悔しさを隠せない様子だった
自宅での中継を観ながら、「優勝したかったという思いが一番強い
今年は自分もふがいなかった」と反省の弁を述べた
昨シーズンは3年連続で12勝を挙げたが、今季はここまで5勝8敗、防御率4.06という結果に終わっている
戸郷は、リーグ優勝が逃されたことに対する悔しさを胸に、「日本一になるチャンスはまだある
残り試合で自身の状態を上げていけば、自然と良い戦いができると信じている」と自らを鼓舞した
残り17試合で“イニングイーター”としての意地を見せるべく、自己最多の180イニングを記録した昨季を振り返り、「今年はハイクオリティースタート(7回以上自責点2以下)をわずかに2度しか達成できていない
まずは1人1人を抑えて、長い回を投げることが自分に求められている」と意気込みを語った
現在、3位のDeNAとは1.5ゲーム差
広島戦の初戦は、今後の連戦において重要な意味を持つ
広島相手には今季3戦2敗、防御率9.39と苦戦しており、強い覚悟をもって臨む必要がある
「やられっぱなしでは終われない
一戦一戦を全力で戦うのみ」と決意を新たにした戸郷だ
今回の記事では、戸郷翔征投手の意気込みや現状について詳しく取り上げられています。彼の強い決意や、過去の実績とのギャップに対する悔しさが伝わってきます。また、残りの試合に向けての意欲も感じられ、チームへの貢献への期待が高まります。
キーワード解説
- イニングイーターとは?投手として長いイニングを投げることができる選手のことを指します。この能力が高い選手は、チームにとって特に重要な存在です。
- ハイクオリティースタートとは?投手が7回以上投げて、自責点が2点以下であるゲームを指します。この成績は投手の安定感を表す指標の一つです。

