広島・坂倉将吾、逆転CS進出への決意とチーム再生への思い

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 広島カープのキャッチャー、坂倉将吾選手(27)は8日、残り18試合を残す中で逆転セ・リーグクライマックスシリーズ(CS)進出への強い決意を示した

9月に入ってからの成績は1勝5敗と厳しいスタートを切っているが、坂倉選手は「主力と言われている選手がもうひと踏ん張りしないと」と自身の役割を認識

彼はチームの扇の要として先頭に立ち、前向きな姿勢を見せた

 チームは現在、守備や走塁でのミスが目立っており、特に7日の阪神戦では、二回無死一、三塁の場面でのベースカバーの遅れが失点につながった

このような記録に残らないミスが続く中、坂倉選手は「原点に戻るべきだ」と考え、基本に忠実なプレーの重要性を強調した

 「どうしても技術の話になるとコンディションが影響しますが、やろうと思えば誰でもできることをどれだけ徹底できるかが重要」と語る坂倉選手は、全員が見落としがちな凡事を大切にし、準備と戦略をしっかり行うことを決意している

 さらに、坂倉選手は試合中間も積極的に選手をサポートし、ベンチからも士気を高める役割を果たしている

「誰でもできることを怠った結果、懲罰交代もあったため、自ら率先して行動することを心掛けています」と、チームの連携を深めるために奮闘している

 しかしながら、自身の成績については満足しておらず、9月の打率は.111と低迷

坂倉選手は「主力が結果を出さないとチームは沈んでいく」と自覚を示し、さらなるパフォーマンス向上を目指している

 若いチームにとって、経験は貴重な財産だ

坂倉選手は「負けたら終わりの短期決戦を経験することはなかなかない」と述べ、特にこの種の経験がメンバーにとっての成長を促す重要な要素であることを指摘した

 今後は、2位の巨人との3連戦が控え、初戦を落とせばCS進出の可能性が消滅する正念場を迎えている

「どのチームもCSを目指している中、後れを取らないように、しっかりと勝つために戦いたい」と坂倉選手は決意を新たにした

坂倉選手が強い決意を持ってチームを引っ張ろうとする姿勢は、若い選手たちにとっての模範にもなります。勝利のために基本を徹底しようとする姿勢は、チーム全体に良い影響を与えるでしょう。但し、成績面では自身に不満を抱き、さらなる成長を目指す姿勢も印象的です。
キーワード解説

  • キャッチャーとは? 打撃だけでなく、守備力やリード力も求められるポジションの選手。
  • セ・リーグとは? 日本のプロ野球リーグの一つで、6チームが参加して戦う。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは? 各リーグの上位チームが争うポストシーズンのシリーズ。
  • 守備とは? ボールを捕る、投げるなど、守る役割を果たすプレーのこと。
  • 走塁とは? ベースを走るプレーで、得点や進塁を狙うための重要な行動。

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