広島カープ、巨人に敗北し5連敗 CS出場へ厳しい道のり

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◆JERAセ・リーグ 巨人6―4広島(9日・東京ドーム) 広島東洋カープは、今季4度目の5連敗を喫し、クライマックスシリーズ(CS)出場の夢が一層現実から遠のいた

試合では先発の床田投手が初回にわずか数球で6失点を喫し、その後の反撃も無情にも敵地の巨人を打破するには至らなかった

床田投手はその後、2回以降は1安打の好投を見せるも、最終的に7回に6失点し、今季自己ワーストとなる10敗目(9勝)を喫した

打線は小園選手の今季10度目の猛打賞などで盛り上がりを見せたものの、早い段階での大量ビハインドが重くのしかかった

これにより、カープの借金は今季最多の13に達し、3位の横浜DeNAベイスターズとは最大5ゲーム差となった

試合後、広島の新井貴浩監督は床田投手について、「初回は球が高かったかもしれないが、本当に初回だけだったので、もったいなかった」と振り返り、次回の登板に期待を寄せた

また、前回の登板でも2回で7失点を奪われており、立ち上がりの難しさについても言及、「今回のように違ったアプローチもあったと思うが、次は立ち上がりからしっかりやってもらいたい」と励ました

その一方、打撃面においても課題が浮き彫りになった

ファビアン選手と小園選手の2、3番で5安打を記録するも、4、5番のモンテロ選手と末包選手が無安打に終わり、波に乗れなかった

「ヒットは出ていたし、チャンスも作れていたが、甘い球を打ち損じてしまった」と新井監督はしっかりとした視点から反省を促した

広島カープの試合展開は、初回の6失点が全てを決定づけました。ファンにとっては厳しい結果となりましたが、選手たちの今後の奮闘に期待を寄せられます。特に新井監督が指摘した立ち上がりの難しさは、今後の課題として克服されることが求められます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは?:プロ野球のポストシーズンで行われるプレーオフのことで、各リーグの上位チームが日本シリーズ進出をかけて戦います。
  • 猛打賞とは?:同一試合で3安打以上を記録することを指し、打者の調子が良いことを示しています。
  • 借金とは?:勝利数から敗戦数を引いた際にマイナスで表現される数値で、チームの成績を示す重要な指標です。

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