石上は8月29日の中日戦で、5回に三塁にヘッドスライディングを試みた際、右手小指を負傷した
にもかかわらず、試合は続け、9回にはプロ初本塁打となる2ランホームランを放った
その鮮やかな一打は、チームの士気を高める重要な要素となった
しかし、負傷後の診断により、石上は「右小指MP関節橈側（とうそく）側副靱帯（じんたい）付着部剥離骨折」と判定された
この靱帯は手の運動や力を支えるもので、その損傷は選手にとって大きな痛手となるが、石上は30日の試合には代走で出場した
その後、31日に故障者リストに登録され、2軍での調整が開始されたが、6日の試合で早くも実戦復帰を果たし、わずか10日後には再び一軍に名を連ねることとなった
三浦監督は「痛みを我慢しながらもプレーできる範囲であるため、今日から登録します」と彼の復帰を喜んでいる
今回の復帰に伴い、代わりに知野直人内野手（26）が登録抹消された
石上の復帰は、今後のチーム戦略にも影響を与えることが期待されている
今回の記事では、石上選手の復帰の早さが際立っています。骨折をしてもスピーディーに戻れる選手は少なく、これは彼の体力と意志の強さを示しています。また、初本塁打を放ったことは、彼自身の自信にも繋がるでしょう。今後の活躍がさらに楽しみです。
キーワード解説
- ヘッドスライディングとは？：野球において、プレーヤーがベースに触れるために身体を滑らせる技術のことを指します。特にアウトにならないようにするための重要な技です。
- 剥離骨折とは？：骨の一部が剥がれるように折れることを意味し、通常の骨折よりも治療が難しい場合があります。
- 副靱帯とは？：関節を支え、安定させる靱帯の一部で、特に小指の場合には手の動きに影響を与えます。
