阪神・伊藤将司、先発登板も失点重ねて七回途中降板

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(セ・リーグ、阪神―DeNA、21回戦、10日、甲子園)阪神タイガースの先発投手伊藤将司選手(29歳)が、甲子園で行われた対横浜DeNAベイスターズ戦に先発登板した

伊藤投手は3回まで無失点・無安打の「パーフェクト投球」を見せたが、その後、失点を重ね、七回途中で降板することとなった

試合の経過

伊藤投手は、立ち上がりからの3イニングで見せた安定感が際立った

しかし、4回目のイニングには厳しい展開が待っていた

まず、蝦名選手に中前に初安打を許し、続けて桑原選手のセーフティーバントが記録される

これは、三塁手である佐藤輝選手の送球ミス(野選)となった

徐々に失点を重ねる

このピンチで筒香選手に左翼ポール際への3ランホームランを打たれ、逆転されてしまった

その後、6回にはオースティン選手にも左中間へのソロホームランを浴びるなど、伊藤投手の状態が悪化していく

降板とその後の展開

七回には安打と四球が絡み、無死一、二塁のピンチを迎えたところで降板

これにより、後を受けたハートウィグ投手が暴投を犯し、二、三塁とさらにピンチを広げてしまった

結果、蝦名選手に中前2点打を許し、伊藤投手はこの試合で今季ワーストとなる6失点となった

勝利から遠ざかる伊藤投手
この試合が終わった時点で、伊藤投手は7月13日のヤクルト戦を最後に勝利から遠ざかっており、2試合連続で5失点以上という悔しい結果が残った

今後の巻き返しが期待される

今回の試合では、伊藤将司投手が見せた最初の3イニングのパーフェクトな投球とは裏腹に、その後の失点の重ね方は非常に残念でした。特に、逆転を許した筒香選手の3ランは痛手でした。今後の調整が期待されます。
キーワード解説

  • パーフェクト投球とは?投手が対戦したすべての打者を出塁させずに終えたイニングのことを指します。
  • セーフティーバントとは?打者が三塁や一塁にボールを転がし、自分が安全に一塁に到達することを目的とするバントのことです。
  • ホームランとは?打者がボールを打って、内野や外野を越えて直接1塁から本塁に帰って得点することを指します。

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