試合の序盤、ソフトバンクの先発投手・大関が1回表、ロッテの西川に対して先制ソロホームランを打たれ、ピンチの幕開けとなりました
この初回はソフトバンクにとって嫌な流れを引き寄せる結果となります
続く2回、ソフトバンクの遊撃手・野村が先頭の茶谷のゴロを処理する際、ファーストへの悪送球を犯します
このエラーにより、無死二塁という絶好のチャンスをロッテに与えました
ロッテの山本選手はその流れを生かし、右翼越えの適時二塁打を放ち同点に追いつき、さらに1死三塁の場面では高部が右中間に適時三塁打を打ち、その結果、3失点に繋がりました
ロッテはその後も好調の西川選手が二ゴロを打ち、そのスキを突いて三塁走者の高部がホームに生還
これにより、ソフトバンクは計4点を奪われる苦しい展開となりました
試合前の時点で優勝マジックは「15」とされていたソフトバンクですが、今季は調子が下降気味で、2連敗となってしまったことからも、今後の展開に不安が募ります
特にこの日の試合では、倉野投手チーフコーチが1回、2回ともにマウンドに駆け寄り、選手たちを叱咤激励する姿が見られましたが、効果は無かったようです
今回の試合では、ソフトバンクが初回のミスによって悪夢の3失点を喫したことが、一つのポイントとなりました。特に、選手たちの集中力が欠けていたことが試合の結果に影響を与えたように見受けられます。優勝争いの中で、このようなエラーは命取りになりかねないため、今後の試合では注意が必要です。
キーワード解説
- 先制ソロとは?試合の最初に打たれるホームランのことを指し、相手チームに早い段階で得点を献上する形になる。
- 適時二塁打とは?二塁の塁にいる走者が帰還できるようなヒットのこと。
- 悪送球とは?本来の正しいルートでボールを投げられず、相手チームに利する送球ミスのこと。

