しかし、3回には1アウトから連続で3本のヒットを打たれ、満塁のピンチを迎えました
その後、4番のファビアン選手に対して山﨑投手が投じた2球目のシュートボールがワイルドピッチとなり、ランナーがホームイン
これにより、試合は2-2の同点となりました
このシーンについて、試合を解説したメジャーリーグの元投手で広島でも活躍した黒田博樹氏は、次のようにコメントしました
「シュートが珍しく引っかかってしまった
もう少し状態が良い時であれば、しっかり投げられているボールが今はコントロールできていない
このボールが、ある程度軸となって右バッターに残像を残すことができれば、外のカットボールやスライダー系のボールも活きてくるが、ツーシーム系がインサイドに決まらないのはバッテリーにとって苦しい配球になる」と述べました
今回の試合では、巨人の山﨑投手が同点にされるきっかけとなる暴投をしてしまいました。この場面でのピッチングが今後の試合にどのように影響するのか、特に彼の状態が気になります。また、黒田氏の解説からも学ぶ点が多く、ピッチングの難しさを改めて感じさせられました。
キーワード解説
- 暴投とは?:ピッチャーが捕手に投げたボールが正常に捕らえられず、キャッチャーのミットを外れてしまうことを言います。この場合はバッターだけでなくランナーが進塁するチャンスを与えます。
- ワイルドピッチとは?:投手が投げたボールが捕手の手を逃げてしまい、ランナーが進塁する原因となるような失投のことです。通常の投球動作で生じることが多いです。
- ツーシームとは?:投手が使う球種の一種で、ボールが横に滑るようにかかり、バッターの外側へと曲がる特性を持っています。特に打者の外角を狙う際によく使われます。

